★5 | まず、こんなに愛情が画面から溢れてくる映画は他に思いつかない。ザカリー・スコットとベティ・フィールドが手を繋ぎ、綿畑を歩いているだけで、どうしてこんなに愛情をフィルムに定着できるのか。あるいは、家族でストーブの火を受け顔面を火照らすカットの暖かさ。ルノワールは天才だ! (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | ルノワールがハリウッドで撮った、およそハリウッドらしくない、汗と土の匂いに満ちた自然と人間の賛歌。 (くたー) | [投票(2)] |
★5 | 逆光の老婆、小屋を遠目に捉えたディープ・フォーカス、耕地を斜めに耕す馬、綿花畑の移動撮影、全てが美しく心に沁みる。水没した農地の描写、庇を強調した構図のなんと見事なこと。タルコフスキーは影響を受けたに違いない。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 果たして「映画」は本当に色を持つ必要があったのだろうか。『南部の人』の奇跡的なモノクロームの綿花畑と雲は私にそう思わしめる。また夫婦の在り方に「完璧」という概念が存在しうるならば、それはこのザカリー・スコットとベティ・フィールドが体現しているのではないか。幸福なダンスシーンに涙。壮絶な川渡り撮影に絶句。 (3819695) | [投票(2)] |