★5 | 安易に使い古された言葉で、省略が抜群に巧い、などと云ってはいけないと自戒。アナのストッキングの色が変わるディゾルブで一日の経過を表現する作家の意識の中には省略という言葉は無いはずだ。そこには、これこそ必要十分なカットの構成である、という自信があるだけだ。これは映画のお手本である。世界一頭の良い演出である。最高。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★5 | アナだけでも、イサベルだけでも成立しない映画。子供を描く映画は多いが、子供の持つ世界を描く映画で成功しているのって、あまりない。数少ない映画だと思う。 [review] (くたー) | [投票(12)] |
★5 | 自分がイザベルぐらいの年に初めて見て以来、上の学校へあがるたび、大事に大事に見てきた映画です。 [review] (tomcot) | [投票(19)] |
★5 | 口頭でシークェンスを並べていくと、この映画が一番形になりそうな気がする。単純かつ豊饒な映画。同じことを「一見」単純なキアロスタミの作品で実践したところ、あまりの複雑さに眩暈がしました。 (岡田和雄) | [投票(1)] |
★5 | とても美しい映画。これを劇場で観れたことは至高の喜び。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 観客はそのあまりに痛ましい姿に驚き、思わず目を背けてしまいそうになる。 [review] (田原木) | [投票(6)] |
★5 | ほんとは誰にも知らせずに、そっとしまっておきたい映画です。 (動物園のクマ) | [投票(3)] |
★5 | たとえば、母親が自転車で駅に向かうところから列車の到着までを綴るカメラワークと「蒸気」の画面。「井戸の家」初登場カットのカメラポジション。ここまで映画の純度を高める作業に傾注すれば寡作になるのは必然だ。エリセの唯一の欠点は「映画」を知りすぎていることだろう。すべての風景に心を引き裂かれる。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 薄々感づいている大事なことを、全身で知る瞬間の恍惚と不安のない混ざった気持ち。 (ジェリー) | [投票(3)] |