「ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之」(ぽんしゅう)の映画ファンのコメント
takud-osakaのコメント |
火宅の人(1986/日) | 無頼の作家、檀一雄の自伝的小説の映画化。彼はすべての女性を崇拝した作家、というか一人の男性だったのだ。彼にはそこに罪の意識はきっとなかったろう。だって、それぞれの女性たちと本当に心から愛し合っていたのだから。素晴らしいことだが、しかし彼はそんな自分を表題のように「火宅の人」と呼んだ。この含羞が彼を作家として名を残させた。映画の中にも出ていたが、彼には太宰治や中原中也のような甘ったるさは無かった。夢を追いながらどこかでこの浮世と繋がっていた、そんなドライさも彼の魅力だったのかも。 | [投票(2)] | |
恋文(1985/日) | なんて勝手な男なんだ。そして、なんて一途な女なんだ。 | [投票] | |
太陽を盗んだ男(1979/日) | シュールでポップだ。ちょっと岡本喜八監督の映画を彷佛とさせる。文太もまだ若く、「ジュリーーーーー!」(樹木希林、談。)はもっと若い。 | [投票(1)] |