「日本映画興行収入 暦年ベストワン作品一覧」(寒山拾得)の映画ファンのコメント
日本のいちばん長い日(1967/日) |
大勢の豪華俳優たちを巧みに使い、2時間半を超える大作でありながら、途中いささかもだれることなく、一つの大きなストーリーを骨太に展開していくという、監督のすばらしいまでの力量に感服はしても感動もなく、心動くこともなく、あくまでも「ただの優れたサスペンスドラマ」としての枠を抜け出ない。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] | |
どうやら自分にとって岡本喜八監督は鬼門であるらしい。この作品も一定の水準を越えてはいるもののあまり楽しめず・・・ (赤い戦車) | [投票] | |
極右のひとはこの映画を観てどう思うのでしょうか。この映画を観て矢張り感動してしまうのでしょうか。4.5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(6)] | |
怒涛の切迫の中、抗戦・終戦の軋轢が苦渋の汗と妄信の怒声と狂気の殺戮を伴い錯綜。喜八ピークの編集テクが俯瞰の視座に結実した映画史的僥倖。局面に埋れた史実に言及する大講談で庶民不在を誹るのは筋が違う。パノラミック且つファナティックな傑作。 (けにろん) | [投票(5)] |