「わたしの愛した丸顔女優たち」(寒山拾得)の映画ファンのコメント
太陽と戦慄のコメント |
男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日) | おいちゃんと寅さんのマジ喧嘩はかなりの迫力!ラスト近く、さくらが寅さんに本音を語る場面が涙を誘う。他にも名シーンがいっぱいで、これは文句なしの名作です。 | [投票] | |
トラック野郎・爆走一番星(1975/日) | バキュームカーが出てきた時点で大体何が起こるか想像はつくわな。 | [投票] | |
風花(2000/日) | 情けなさとどうしようもなさに、胸を突き刺されるような感触。でも、いつまでも眺めていたいような映像。 | [投票(1)] | |
ピンク・フラミンゴ(1972/米) | スカトロは嫌いだがこういうチャレンジ精神は立派だ。やり逃げ映画。 | [投票(2)] | |
秀子の車掌さん(1941/日) | なんてことない人々のなんてことない日常を、ユーモアも交えて活き活きと描く。大らかで楽しい映画。 [review] | [投票] | |
喜劇 女は度胸(1969/日) | 人間関係がもつれてゴチャゴチャになっていく描写がとにかく面白い。河原崎建三の間抜けさも倍賞美津子の気丈さもそれぞれ味があるし、渥美清だって最高に可笑しいが、やっぱりこの映画の影の主役は清川虹子だろう。 | [投票(3)] | |
台風クラブ(1984/日) | 登場人物たちの突飛な行動が「意味」や「理由付け」をことごとく破壊してゆく素晴らしさ。相米慎二の破綻した映画作りは実にスリリング。 | [投票(3)] | |
捜索者(1956/米) | ジョン・ウェインが嫌な奴でどうにも感情移入できないが、映像の美しさは認めないわけにはいかない。特に雪のシーンは絶品。 | [投票(2)] | |
素晴らしき哉、人生!(1946/米) | 現実とファンタジーを自在に行き来する凄い脚本。単純にヒューマンドラマ的なものを想像していたので、後半のシュールな展開には驚愕した。同じくジェームズ・スチュワート主演の『桃色の店』にも劣らぬ雪の美しさが絶品。 | [投票(1)] | |
ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985/日) | なんちゃってゴダールって感じで拙いんだけど、この拙さがいとおしく感じるというか、少なくともカメラを回すことへの情熱みたいなものはビンビン伝わる。だから、これは紛うことなき青春映画なのかもしれない。作り手の青春時代を感じさせるという意味で。 | [投票(3)] | |
白昼の無頼漢(1961/日) | こうも腹黒い奴ばっかりだとかえって爽快感がある。物語の始まりの唐突さが良いし、ラストまで飽きさせないスピーディーな展開と凝りまくったカメラアングルは見事だ。若かりし頃の深作監督の才気が窺える。 | [投票] | |
独立愚連隊(1959/日) | 三船敏郎や鶴田浩二の扱いに喜八監督のセンスは伺えるが、どうもそんなに面白いとは思えない。佐藤允は確かに良いが、『暗黒街の顔役』での不気味な怪演のほうがずっとハマっている。 | [投票(2)] | |
天使のはらわた 赤い教室(1979/日) | ポルノでありながら、主眼として描かれるのはプラトニックな愛だ。ロクデナシ男の一途な想いは純粋とも独りよがりとも言えるが、いずれにせよ悲しく、蟹江敬三の演技の説得力が僕の胸を打つ。 [review] | [投票(2)] | |
バッファロー’66(1998/米) | 『完全なる飼育』とたいして変わらない、御都合主義な男の妄想映画。クリスティーナ・リッチは自分の意志がなさすぎ。ヴィンセント・ギャロの女性コンプレックスは相当根深いように感じます・・・。 | [投票(1)] | |
骨までしゃぶる(1966/日) | 腐敗したシステムに敢然と立ち向かう凛々しい表情と、惚れた男にだけ見せる女の表情。この桜町弘子の表情の豊かさはいくら賞賛しても足りない。ローアングルで撮られた激しい乱闘シーンの加藤泰らしさにも感嘆。それにしても三原葉子怖すぎ。 | [投票(1)] | |
トラック野郎 御意見無用(1975/日) | この猥雑な画面の中で繰り広げられるのは誤解やミスを起点とした意外にも本気の純愛ドラマ。お京(夏純子)と千吉(湯原昌幸)のエピソードはとりわけ感動的。登場人物が馬鹿ばかりでもそんな彼らに対する作り手の共感を根底に感じるからこそ泣けるのだ。 | [投票(1)] | |
河内カルメン(1966/日) | 溝口のような悲壮感はなくサッパリとした語り口で、ラストは爽快さすら感じさせた。清順演出も隠し味的に効いている。それにしても、役者をモノとしか思っていないような後年の作品に較べ、なんと人間(特に女)が活き活きと描かれていることか。 | [投票(1)] | |
ハナ子さん(1943/日) | いかなる状況下でも映画を娯楽たらしめようとするマキノ正博の姿勢は逞しい。ただ、登場人物たちの底抜けの明るさがどうしても痛々しい空元気に見えてしまう・・・というのは穿った感想か。 [review] | [投票(1)] | |
死者との結婚(1960/日) | スピーディな場面転換や音楽の使い方など、圧倒的にセンスが良く洗練されている。小山、渡辺、東山らの好演に加え、話の展開も非常に面白く一瞬たりとも緊張感が途切れない。もっと認知されてよいサスペンスの傑作だ。 | [投票(1)] | |
雪の断章 情熱(1985/日) | 全体的にはまったくたいしたことない映画だが、冒頭14分間の長回しは鮮烈!物語はともかくとして、斉藤由貴がひたすらかわいかった。ラストシーンも結構好き。 | [投票(6)] | |
徳川いれずみ師 責め地獄(1969/日) | 冒頭から次々と繰り出される残虐リンチシーンと、由利徹&大泉滉の扱いのしょうもなさと、吉田輝雄の大真面目な大熱演と、そのいずれもが全く噛み合わずバラバラなのが石井輝男の石井輝男たる所以なのだと思った。 | [投票(1)] | |
痴漢通勤バス(1985/日) | ポルノに三億円事件ネタを絡ませるという発想も面白いが、何より主演女優に結構危険(に見える)なアクションシーンをやらせていてびっくりする。この荒唐無稽でアホな作品のためにそこまでやる?という驚き。事件の再現シーンの雰囲気なども悪くない。 | [投票] | |
黒薔薇昇天(1975/日) | 肉欲より愛のほうが尊いものだなんて誰が決めたんだ。真っ直ぐにセックスへと向かっていく主人公たちは見ていて清々しい。 | [投票(1)] | |
姉妹(1955/日) | 性格や考え方が大きく異なる姉妹のそれでも尚深い絆を感じさせる描写も良いが、映画は特に妹の一本気な正義感に寄り添っており、彼女の目線を通じて様々な理不尽への憤りを伝えている。小事件を積み重ねていく作劇に社会性をうまく盛り込んでいて見事だ。 | [投票(2)] | |
悪太郎(1963/日) | 「訳の分からない映画を撮る監督」としてすっかり定着してしまった鈴木清順だが、少なくともこの時点ではオーソドックスな演出も非常に優れていたことが分かる。 [review] | [投票(3)] | |
硝子のジョニー・野獣のように見えて(1962/日) | 芦川いづみの圧倒的な存在感。アイ・ジョージが過去について語るシーンや芦川の目前に列車が迫ってくるシーンなど、蔵原演出のテンションの高さも驚愕的。それぞれが誰かに裏切られ傷付いた登場人物たちの姿に胸を打たれる傑作。 | [投票(2)] | |
有りがたうさん(1936/日) | 女から執拗に罵られるヒゲ親父。情けなくてよかった。 | [投票] | |
フォロー・ミー(1972/英) | 夫婦間の不和を描きながらも軽やかでユーモア溢れる名作。孤独に街を彷徨うミア・ファローが堪らなくいとおしくなってくる。尾行のシークエンスの多幸感にはマジで涙ちょちょぎれた。 | [投票] | |
サンライズ(1927/米) | 超傑作。 | [投票] | |
鳥(1963/米) | 「うわーっ!」って叫んじゃったよ。ビックリした、単純に。 | [投票(1)] |