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「わたしの愛した丸顔女優たち」(寒山拾得)の映画ファンのコメント

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赤い戦車のコメント************

★4北陸代理戦争(1976/日)これ北陸の人が観たら怒るんじゃないの?ラストのナレーションとか特に。[投票]
★4男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日)シリーズ初見ですが大いに笑えるし、しみじみ泣ける。渥美清の天才喜劇俳優っぷりがよく分かる。森川信志村喬も素晴らしい。[投票]
★4夏の庭 The Friends(1994/日)やはり本作でも日常から非日常へと突然跳躍させる手腕が魅力的だ。坂田直樹が病院で迷った際のホラー的な逸脱ぶりはどうだ。土砂降りの雨。幾度となく差される傘の美しさ。相米慎二の中では人気がいまいち無いようだが、これも十分面白い。[投票]
★4風花(2000/日)相米慎二の描く「道行き」。この落ち着きを「衰え」と捉える向きもあるだろうが、私は「洗練」と捉えたい。低評価なのはそれが徹底しておらず、過渡期的な印象を与えるからか。ダイヤモンドダストの中で小泉今日子がパントマイムする場面、あれがあるだけでもこの映画を肯定する。[投票(2)]
★4すべてが狂ってる(1960/日)この縦横無尽なカメラは当時のスタジオの技術力がどれ程のものであったかを如実に示している。クレーンやドリーを駆使した快楽溢れる移動撮影。川地民夫禰津良子がそぞろ歩く場面のアップ中心の繋ぎやアクションの切れに清順印を見出すこともできる。堪能した。[投票]
★4ツィゴイネルワイゼン(1980/日)恐らく意味なんて無いんだろう。魅力的なハッタリ映画。[投票]
★4喜劇 女は度胸(1969/日)たかがプログラムピクチャーだろうと舐めてかかると、「映画」をぶち壊してやろうという気迫のこもったパワフルな演出に打ちのめされる。山田洋次とは全く方向性の違う作家だ。[投票]
★5驟雨(1956/日)成瀬からは多くを学ぶことができる。美術・照明・脚本などあらゆる要素が演出と密接に関わり合っている様。またはその隠れた前衛性。 [review][投票(2)]
★4東京物語(1953/日)☆4をつけたがまだ隅々まで作品を理解したわけではない。数年ごとに見直していきたい。[投票]
★3萌の朱雀(1997/日)無論河瀬直美にも才能はある、しかしそれは映画とは何も関係が無い。本作の画面の質は田村正毅の才覚に拠るところが大きいでしょう。溝口健二を意識したと思われるあの見事なクレーンショット、あそこで締めればいいものを何故村人のポートレイトまで付け足してしまうのか。その無神経さに苛立つ。[投票]
★3台風クラブ(1984/日)「中二病」というものを最も的確に描いた作品、という気がする。個人的には冒頭のダンスシーンが気に入った。[投票]
★4野獣の青春(1963/日)「観る」面白さを最大限にまで追求した和製ハードボイルドの傑作。意外と伏線の張り方も上手いんです。[投票]
★4早春(1970/英=独)傑作。映画館の光と闇(なんだ、あのポルノ映画は!)。娼婦の応対。プールに水が貯められていく間に声も反響する。どこか非現実的な感覚がどんどん増幅されていき、物凄いラストショットに結実する。主人公が劇中で夢想した状況の現実化であるのにも関わらず、全てが破綻した瞬間でもあるという二律背反性。言葉では表せない引き裂かれた感覚を持つショット。これぞ映画だと思う。 [review][投票(4)]
★5捜索者(1956/米)「画面で語る」ということの例として最良のものではないか。所作のみでその人物の歩んできた歴史、他人との関係を観客に伝える力量。もう画面に打ちのめされっぱなしで、途中から文字通り失神寸前の状態であった。 [review][投票(2)]
★3レベッカ(1940/米)3.5点。白眉は見えないレベッカの動きを捉えた、ローレンス・オリヴィエが告白する際の浮遊するカメラワークであろう。また、ジュディス・アンダーソンを動かさない(動いているところを極力見せない)こともさすが。ただし終盤はサスペンス・メロドラマからミステリーに変貌してしまい退屈。「ヒッチコック×トリュフォー 映画術」の記述によるとセルズニックに相当口出しされ、ヒッチ本人もあまり気に入ってない様子。[投票(1)]
★4北北西に進路を取れ(1959/米)待ち合わせにきて飛行機に襲われるまでの一連の流れなどを筆頭にヒッチコックの撮り方は素晴らしい。しかしエヴァ・マリー・セイントがあまり好みでない。[投票]
★5鴛鴦歌合戦(1939/日)もう何も言うことがないのだが、一つだけ挙げるとすれば歌が始まると周囲の人間も一緒に踊りだすのが良い。画面奥で笑顔のままゆらゆら揺れて何だかこちらもつられて踊りたくなってくる。聞き耳を立てる志村喬が一言「雲行きが怪しくなってきたぞ」→天気雨が降り出す→あれよあれよという間に片岡千恵蔵市川春代が同一フレームへ。これが映画です。[投票(3)]
★5ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985/日)単なるゴダールコピーに終わってないのが凄い。この自主制作映画と見紛うような青臭さがたまりません。徹底して「意味」から遠ざかり、ひたすら運動そのものにまい進する、懸命に活劇を撮ろうとする姿勢が愛おしい。照明も既にして良い。[投票]
★4ひと夏の秘密(1979/日)海辺の町ってのが風情あるし、過去に囚われた人々の描き方が良い。屠殺場の跡地から骨が出土し、その骨に呪縛される。少し中上健次辺りを思わせてぐっとくる。[投票]
★4白昼の無頼漢(1961/日)理屈っぽさが残り突き抜けないものの、本筋は50年代の犯罪映画のように面白く、複数の言語・人種が会話する様はヌーヴェルヴァーグ。米軍の演習場として使われている無人の町が舞台になるラストの銃撃戦に至ってはまるで西部劇じゃないか。ダイナマイトの使い方は『リオ・ブラボー』か。しかし、飛び散った札束が風に吹かれて舞わないのは疑問。[投票]
★4天使のはらわた 赤い教室(1979/日)暗く底知れない深淵を覗き込むかのような終盤と水原ゆう紀の虚無的な眼差しが圧倒的。[投票(1)]
★3ゴダールのマリア(1984/英=スイス=仏)ミエヴィル編4点、ゴダール編3点。後者は前者より優れたショットを連発しているのにもかかわらず何故こうも退屈なのだろうか。恐らく必要以上に音が溢れているからではないか。「映像と音は五分五分の場合、両者は互いに損ないあう、ないし相殺されてしまう」(ブレッソン「シネマトグラフ覚書」) [投票(1)]
★3月曜日のユカ(1964/日)ロケーションが良いから今見ても結構洒落てる。加賀まりこ可愛い。話はつまらない。[投票]
★4河内カルメン(1966/日)鈴木清順の中でもその軽快さ、快活さにおいて特にお気に入りの一本。冒頭からドリーショットが冴えまくる上、意表を突く演出が次々と出てきて眩暈さえ覚える。[投票]
★3男はつらいよ 奮闘篇(1971/日)寅さんには年端のいかぬ小娘相手に本気になどなってほしくなかった。しかしラストの「死ぬわきゃねえよなあ」は私的寅さん名台詞の一つに加えておこう。[投票]
★4Wの悲劇(1984/日)今の邦画なら1年に10本あるかないかという細やかな撮影と照明。大事なシーンでは美術・カメラ位置・動線等全てを決めた上で、あとの仕上げは役者に任せ1ショットの長回し。最初から役者に頼るのと、演出した上で最後に役者を信じることの違いを教えてくれる。ラストの拍手と切返しはさすがにマキノのお弟子さん、恥ずかしながら泣きました。傑作といえる出来映え。[投票]
★3暗くなるまで待って(1967/米)冷蔵庫などアイデアはいいけど映画自体はいまいち。[投票]
★4男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972/日)マドンナが良いとそれだけで映画はぐんと面白くなりますな。渥美清米倉斉加年をからかうところのおかしさは皆経験あるでしょう。それとノボルという男の乾いた明るさが結構好きだ。 [review][投票]
★4天使のはらわた 赤い淫画(1981/日)清々しい後味。ラストの笑顔とストップモーションがいい。[投票]
★3黒薔薇昇天(1975/日)所詮ポルノだ[投票]
★5フレンチ・カンカン(1955/仏)奥行きのある画面の中で別々の行動をとる人物たちを演出し、それらを的確に捉えていくカメラ。何という統率力。これも豊穣で多面的な「世界の美しさ」を見事に切り取っている作品だ。綺麗な姉ちゃんが踊り狂うクライマックスは文字通り百花繚乱。世界で最も盛り上がる映画は『静かなる男』か『カリフォルニア・ドールズ』かはたまた本作か。[投票(1)]
★4キートンのマイホーム(1920/米)名人芸ですな。[投票]
★4動くな、死ね、甦れ!(1989/露)ぶっきらぼうだが力強い映画。傑作。[投票]
★4まわり道(1975/独)目的もなくうろつき回る風情が良い。特に路地や山道を延々と歩くシーンが面白い。ヴェンダースは物語を作るのではなく、眼前に広がる風景から物語を発見していく作家なのだ。[投票]
★3ほえる犬は噛まない(2000/韓国)才気煥発なデビュー作。薬まくシーンなどところどころで黒沢清風味。しかし、この監督は車のサイドミラーになんか恨みでもあるのか?[投票]
★4勝手にしやがれ(1959/仏)ヌーヴェルヴァーグというのはそもそも肩肘張って観るような映画ではない。「映画史を変えた!」などという触れ込みを念頭において観るから面倒くさいことになる。可愛らしい「すれ違い」の映画。 [review][投票(3)]
★5サンライズ(1927/米)各場面、各ショットにおける忘れがたい細部の突出。路面電車、遊園地、教会、写真屋、床屋、湖での殺人、月夜の密会、霧、光と影。今後これらを映画で見かける度に『サンライズ』を想起せねばならん。サイレントの極致。[投票(3)]
★4鳥(1963/米)改めて鑑賞すると「視る」ことの危険性を訴えかけているようにも思えて興味深い。最初の攻撃は「双眼鏡」の視点が出てきてから。攻撃直前/最中にlookもしくはseeという台詞もある。鳥は眼をつついてくるし、小学校の場面では割れた眼鏡のカットが挿入されている。籠城戦においてドアを補強するのは「鏡」だ。[投票]
★3輪舞(1950/仏)優雅なカメラワークと豪華な美術で綴られていく艶笑譚。いかにも軽いテンポでサクサク進むが、それが実に楽しい。ベルトルッチにも影響を与えているのかな。[投票]
★4アパートの鍵貸します(1960/米)ワイルダーの演出によって上質なコメディに仕上げられているが、実は結構ビターな味わいの話なんだよね。単なるハッピーエンドには終わらない、そういうとこが好き。隣人の医者夫婦には何度も笑わせられた。[投票]