★4 | 『稲妻』『晩菊』『流れる』。女の群像を描いた成瀬=田中の傑作群。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | 杉村春子、細川ちか子、望月優子が醸し出す三者三様の女の行き詰まり感が実に切ない。ただ、その軸になる要素が「金銭」であることにより、三人の置かれた状況があまりにも現実的で分かりやす過ぎ深みに欠け、ステロタイプな感がしなくもない。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 「結局世の中は全て金である」という身も蓋もないテーマが杉村春子の演技で強調されている。しかし杉村だからこそ見られる作品になっているのもまた事実。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票] |
★4 | 皮肉を利かせたつもりのストーリが今となっては陳腐化している杉村春子と上原謙のパートよりも、素朴で愚痴っぽい細川ちか子(と小泉博)と望月優子のパートの方が断然良く出来ている。 (町田) | [投票] |
★5 | 主演女優4人の芸の細かい事!成瀬と言うよりは杉村の腕によるところが大きい。 (直人) | [投票(1)] |
★3 | 子供の有無とどう折り合いをつけていくかって女の人には重要なんだよな。 [review] (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | これも見事に人間の本性を描いた映画。望月優子と細川ちか子の関係が面白い。望月の酔っ払いっぷりと愚痴の数々が面白い。しかし、感動したのは、実は、細川ちか子の方。彼女のけだるい演技はちょっと突出している。加東大介の扱いも良い。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | この作品を見ると小津との違いがよく分かる。やはり小津は映像に重きを置いている作家だ。成瀬はじっとしていない。すべてに動きがある。悪く言えば落ち着きがない。でも、それがこの人生の晩菊をいとしいものにしている。杉村いいけど主役はちときつい。 (セント) | [投票] |
★4 | これを観たら、年を取るというのは本当につまらないことで、何の救いもないんだと思った。登場人物がみんな愚痴ばっかり言ってる映画。中でも、杉村春子と上原謙の再会シーンがやりきれない。 (太陽と戦慄) | [投票] |