★3 | 息子の成功を祈りつつ医者の家系を守ろうとする母親(高峰秀子)の言動はいたってまともで、嫁(若尾文子)の方が嫉妬で被害妄想にとらわれているだけに見えてしまうのは、やっぱり私が男だからか。叱られ覚悟で書くが、女の閉塞物語はつまらない。
(ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 姑に恋し憧れて家に入り、姑の息子だから青州を愛し姑を愛しつつも憎しむ…その反面、それを許してしまう相関関係の根底は、難解にして輝く擦れ違いの愛憎劇。でも悲劇であり逆説で喜劇だといえないだろうか。市川雷蔵が終盤で伊藤雄之助の顔に似てきた演出が結構好きでツボ。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(3)] |
★3 | 有吉佐和子の原作と新藤兼人の脚本は最強のタッグだったはずが、増村保造の凡庸な演出によってぼやけてしまった。それから… [銀座シネパトス1] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 99分一本勝負 高峰秀子vs若尾文子 レフェリー:市川雷蔵 [review] (3WA.C) | [投票(1)] |
★4 | 有吉佐和子の神懸り的な心理描写を、表情・声色の変化のみで慎ましく再現した増村&若尾に再敬礼。雷蔵が淡白なのも理に適っている。曼荼羅華の美醜を体現しきった音楽は林光の最高傑作の一つ。 (町田) | [投票(3)] |
★4 | 再見して良さを再認識。子供には分からない情念の世界です。['03.6.20京都文化博物館] (直人) | [投票(2)] |
★3 | どこにでもありそうな嫁姑ものだが、美談としないのが奥ゆかしくて味わい深い。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 面白い!何度も笑える。若尾文子と高峰秀子の対決では、高峰の勝ちだろう。高峰の表情、泣きの演技、素晴らしい!また伊藤雄之助もいつもながらだが怪演だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |