「ジャッキー・チェン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
元禄忠臣蔵・後編(1942/日) |
討ち入りシーンが無かった最大の理由は、昭和14年1月に出された「映画製作各社、夜間撮影自粛を申し合わせ」や軍部の小間使いになることへの反発からだろう。むしろ松竹側は軍事体制だから撮らないと決めた溝口健二の判断は、当然と言えば至極当然の映画人、芸術家の本質と言える。国策映画内の討ち入りが無いことを嘆くべきではないのだ。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(2)] | |
たとえ討ち入りが無いにしても、どのエピソードに焦点を当てても面白い話になるのが忠臣蔵。本作にはそれすらなく散漫な出来上がりになってしまった。徹底的に作りこまれた画面は素晴らしいのだが。 (ハム) | [投票] | |
前編に続き、見事なセットの中で緩やかに流れるワビサビ。死ぬべく運命づけられ、それを全うし、また仲間達にも全うさせた男の物語故、軍部に対する抵抗は全く出来てないと存ずる。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |