コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

ぼくんち (2002/)

My House

[Drama/Comedy]
製作総指揮三宅澄二 / 畑利明
製作塚田有希 / 妹尾啓太
監督阪本順治
脚本宇野イサム
原作西原理恵子
撮影笠松則通
美術小川富美夫
音楽はじめにきよし
出演観月ありさ / 矢本悠馬 / 田中優貴 / 真木蔵人 / 鳳蘭 / 志賀勝 / 岸部一徳 / 今田耕司 / 新屋英子 / 濱口優 / 笑福亭松之助 / 南方英二
あらすじぼくの名前は二太(田中優貴)。どいつもこいつも人生負けっ放しの島「水平島」の、さらに貧乏人が吹き溜まる「ウラ港」に、一太兄ちゃん(矢本悠馬)と2人で住んでる。ここには街一番の悪コウイチくん(真木蔵人)や、刑務所からたまに出てくる安藤くん(今田耕司)、クズ鉄を拾って暮らす鉄じい(志賀勝)なんていう、人生のドン底で空も見えないような人たちが、毎日元気に楽しく暮らしてる。ある日、半年前に買い物に行ったきりだった母ちゃん(鳳蘭)が、僕らの姉ちゃんだっていう女の人(かの子=観月ありさ)を連れて帰ってきた。そして次の朝、また母ちゃんはいなくなった。ぼくら3人の暮らしが始まった。 [more] (Myurakz)[投票]
Comments
全30 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5原作のかの子はマリア様だが映画では観音様なのだ(観月様か?)これはもうフェリーニだ(<阪本順治にも甘い私)。(追記して自分史上最長のレビュー) [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★5原作には思い入れはないが、阪本順治には思い入れがある私。映画化しないほうがいいのではと悩み、それでも他人にやられて嫉妬するくらいならと果敢に挑戦した彼のスピリッツをこそ私は評価したい。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★4少年は故郷を棄て女は故郷に回帰する。寺山的或いは黒澤どですかでん』的邑社会に纏わる出入りの物語は多分に形骸的だが特筆すべきは観月ありさ。生なピンサロ嬢も神々しき慈母性も同時に存在そのものが体現。これが要となって物語を担保した。 (けにろん)[投票(4)]
★4大女が二人、真っ青な海に向かって仁王立ちする。そのたくましい後姿の切ないこと。貧相さとは無縁な観月ありさ鳳蘭の起用に阪本順治のセンスが光る。何故なら幸せとは生活することであり、二人の容姿は最も生活からかけ離れているのだから。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4原作のサイバラ傑作漫画に及ばず。でも映像にしようとしたところを評価したい。 (ガンジー)[投票(2)]
★4日本版『ゴーストワールド』[シネスイッチ銀座1] [review] (Yasu)[投票(2)]
★4底辺をはいずる阪本ワールド、みんな優しく活き活きしてる。「幸せって、垣根を少し落とせば無理でもない」。うーん、いい言葉だね。貧乏!という掛声で、めしとか、銭湯にただで入れるといったコミューンぶりも今の時代だから嬉しいな。阪本の余裕を感じる秀作。 (セント)[投票(1)]
★4阪本監督による、直球貧乏人情悲喜劇。泣いて笑って幸せを噛みしめよう。030731 [review] (しど)[投票(1)]
★3マンガ「ぼくんち」の魅力とは「社会の最低辺に生きるどうしようもない人々の、切なくも可笑しい無駄なあがき」であり、それは正に西原理恵子の作家性の魅力そのものなんだと思います。その意味で今作には、最も大事なものが抜け落ちているんです。 [review] (Myurakz)[投票(7)]
★3「クドイ」「あざとい」ということはひとまず置いといて。「笑い」と「泣き」のコントラストが、利いてるようで、イマイチ利いてないような感じ。 [review] (くたー)[投票(3)]
★3二太がちょーかわいー。 [review] (gegangen)[投票(1)]
★3とても「不味いラーメン」で育まれたとは思えない、コメディエンヌとしては嵩張るその手足を、阪本順治のドロっとした世界で延び延びと解き放つ観月ありさ。 (chilidog)[投票(1)]
★3所詮、映画は原作に及ばないものです。これを「砂の器以外の法則」と呼ぶ。 (りかちゅ)[投票(1)]
★3さほど原作のファンでもない自分としては比較的楽しめた。例の啖呵は久々にカッコイイ台詞だが、大騒ぎするほどのことでもない。原作の性質からかエピソードが細切れでノリはよくない。これがテンポを悪くしている最大の要因。結局誰の視点で本編を見れば良いのかも不明。残念と感じるほどの吸引力も、またなし。 (tkcrows)[投票(1)]
★3原作は未読。うーん、なんとなく馴染めなかったんだよね。子役2人は、演技なのか素なのか味わいのある兄弟になっていて可愛かった。 (わわ)[投票]
★3真木蔵人のこういちくんの凶暴さはマンガにはかなわないが、それでも島の人々の態度の悪さはある意味で快感。ラストのかの子の立ち姿が良い。 [review] (ぴーえむ)[投票]
★3こういった計算とか打算とかがない世界で暮らせるのは、ある意味あこがれですね。 ただタイミングとかカット割り、それともちろん演出もだけど、異常なほど稚拙なのは、あえて狙ってんのかなあ?セリフとかもスゴイあざといし・・。岸辺一徳はおいしいけどね。 (Curryrice)[投票]
★2映画を見終えて再読した原作の、なんと素晴らしいことよ! [review] (tredair)[投票(3)]
★2原作に思い入れがなければそこそこ観られる作品なんですけどね。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★2原作で泣けた逸話がほとんど出てこなかったのが逆に泣けた。 [review] (kt)[投票(1)]
★2原作もシュールだから仕方ないといえば、仕方ないのか。関西弁は、やっぱり関西の方に使っていただきたいですね。 (ぱちーの)[投票]
★2原作を知らない私にはキツイ2時間。結局、誰の視点で何を描こうとしていたのか?ただ、三輪車で旅立つヒーローってのはなかなかイケテルと思います。 (sawa:38)[投票]
★1脚本家が原作者に喧嘩を売ってどうする。 [review] (billy-ze-kick)[投票(1)]
Ratings
5点4人****
4点13人*************
3点20人********************
2点10人**********
1点2人**
49人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
その後のキネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ! (ぽんしゅう)[投票(12)]キッズ・ムービー万歳!〜各国の名子役たち (直人)[投票(7)]
Links
IMDBで検索The Internet Movie Database
検索「ぼくんち」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「My House」[Google|Yahoo!]