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背徳のメス (1961/日)

製作	岸本吟一
監督	野村芳太郎
脚本	新藤兼人
原作	黒岩重吾
撮影	川又昂
美術	大角純一
音楽	真鍋理一郎
衣装	永野きよ子
出演	田村高廣 / 久我美子 / 高千穂ひづる / 山村聰 / 瞳麗子 / 松井康子 / 葵京子 / 山本幸栄 / 加藤嘉 / 城所英夫

あらすじ

三ノ宮にある阿倍野病院の産婦人科医師ウエ(田村高廣)は，何人もの看護婦と関係を持ち，腕は立つが評判は悪い。或る日産婦人科部長の西澤が堕胎手術したヤクザの情婦が失血死し，部長の弁護を断ってから彼の身辺は騒がしくなる。そうして病院の創立30周年パーティーの夜に・・・。婦長役を久賀美子が熱演。怪しい院長は加藤嘉。黒岩重吾の原作(同名小説)は第44回直木賞を受賞。薬剤師を演じた高千穂ひづるは『セロの焦点』と併せてブルーリボン助演女優賞を受賞。 (死ぬまでシネマ)

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★3	美点はボロ病院の穿った描写で無茶苦茶恐ろしい。相部屋で夜半に突然に応急手術が始まり、隣でヤーさんが医者を脅し始めるのだ。子供なら確実にひきつけを起こすだろう。 [review] (寒山拾得)	[投票]
★3	そりゃ白衣の天使があれだけいたら我慢できなくなるのもわかるけど、手術そっちのけで惚れた腫れたしているこんな病院イヤ過ぎる。 [review] (TOMIMORI)	[投票]
★3	『白い巨塔』の5年前の「里見」は悪い奴だったんだなあ。と冗談はさておき，同じ年に久賀美子と高千穂ひづるを駆使して2本も佳作を撮るなんざ野村芳太郎さんよ，アンタも中々やるね。3.6点。 (死ぬまでシネマ)	[投票]

5点	1人	*
4点	1人	*
3点	5人	*****
2点	1人	*
1点	0人
計	8人	平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

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