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初春狸御殿 (1959/)

[Romance/Musical/Fantasy]
製作三浦信夫
監督木村恵吾
脚本木村恵吾
撮影今井ひろし
美術上里義三 / 西岡善信
音楽吉田正
出演市川雷蔵 / 若尾文子 / 勝新太郎 / 中村鴈治郎 / 菅井一郎 / 水谷良重 / 中村玉緒 / 近藤美恵子 / 仁木多鶴子 / 金田一敦子 / 楠トシエ / トニー谷 / 江戸家猫八 / 三遊亭小金馬 / 神楽坂浮子 / 藤本二三代 / 松尾和子 / 和田弘とマヒナスターズ / 左卜全 / 小浜奈々子 / 真城千都世 / 大和七海路 / 美川純子 / 毛利郁子 / 岸正子 / 小町るみ子 / 嵐三右ェ門 / 上田寛 / 三上哲 / 寺島雄作
あらすじお黒(文子タン)は極道のオヤジ狸と二人暮らしの娘狸。今宵も飲んべえの父ちゃんにいいつかってお酒のお使いに出かけては、酒屋のオヤジ(左卜全)を葉っぱのお金で騙したりしていた。オヤジの若いときのやけど傷に塗るのは旅の薬売り()が持ってくる塗り薬。ところがこの薬売り、お黒チャンにラブしちゃっているんだよなー。しかも、一方狸御殿では自立に目覚めたお姫様が家出して、上を下への大騒動。しかもこのお姫様がお黒に瓜二つだったことから、身代わりにお見合いさせられる事になって、困ったぞ。ドーするお黒チャン!?しかも、お見合い相手の若様(雷サマ)は、大金持ちな上に超ハンサムだし。あぁ〜〜ん、困っちゃうわン♪ [more] (ボイス母)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5一見、舞台演出的に見えながら、舞踏、歌謡、衣装、光彩、さらに男女優の美貌までもが、徹底して計算された映画的作りもの感で貫かれ、なんともキュートで非日常的な異空間、すなわちハレの場をみごとに出現させている。キッチュな美術は装置映画としても出色。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4日本映画の余力!消えたレビュー文化の残照 [review] (ボイス母)[投票(3)]
★4直ぐに「キモはカッパだな」と判る。この時代の限界ギリギリ感が伝わってきて、なかなかイイぞ!なんか、なんか、元気だな日本! [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
★4ミュージカルにレビューに民謡に歌謡曲に全てごった煮の闇鍋状態。若尾文子にはどことなくいなたさがあって狸が妙な適役。化粧した雷蔵の品のある美しさも必見。そしてなにより河童娘のトップレスパーティー。見所満載の純粋な娯楽映画。 (マッツァ)[投票(2)]
★4素晴らしくバイタリティ溢れる大映映画。若尾文子が見合の場面へ向かうカット等、フルショットの構図も決まりまくる。そして見合の後、若尾が黒い傘を持って雷蔵と踊るシーンのカッティングも鳥肌もの。傘越しにキスをするカットの官能性よ。若尾の父親役・菅井一郎の存在感もいつもながら素晴らしい。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4和洋折衷美のひとつの頂点! (Aさの)[投票]
★4河童の乳が気になってしょうがねぇ。あと裾も・・・ [review] (佐保家)[投票]
★4歌あり、踊りあり、お色気ありの時代劇レヴュー。「狸が化けてやってます」ということにして、面白そうなものをごた混ぜにした、アバンギャルドかつ田舎くさい、そしてラヴリーな映画。 ()[投票]
★3パルケのアトラクション、ミュージカルサーカスもびっくりの舞台転換。 [review] (華崎)[投票]
★3まさしくKBS京都の「中島貞夫の邦画指定席」って感じだけど、勝気な姫狸と、気の優しい庶民狸の二役を演じる若尾文子はカワイイ事この上ない!雷蔵勝新の美男振りもカワイイけど、水谷良重はやっぱりブス。あと河童娘の二人はデブだし、なんかニューハーフみたい。['04.4.8京都文化博物館] (直人)[投票]
★3ミュージカルならキャッチーなオリジナル曲の一つもカマしてもらいたいのに、ソーラン節だの狸囃子だのと馴染みの曲ばかりなもんだから、その意味では物足りない。ただしセットよりダンサーに金をかけているのは正しい選択であったと思われる。[Video] (Yasu)[投票]
Ratings
5点2人**
4点10人**********
3点8人********
2点0人
1点0人
20人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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