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死刑執行人もまた死す (1943/)

Hangmen Also Die

[War]
製作フリッツ・ラング / アーノルド・プレスバーガー
監督フリッツ・ラング
脚本ベルトルト・ブレヒト / ジョン・ウェクスリー
原案フリッツ・ラング / ベルトルト・ブレヒト / ジョン・ウェクスリー
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ
美術ウィリアム・S・ダーリング
音楽ハンス・アイスラー
出演ブライアン・ドンレヴィ / ウォルター・ブレナン / アンナ・リー / デニス・オキーフ / マーガレット・ウィチャリー / ジーン・ロックハート / トニオ・セルヴァルト / アレクサンダー・グラナッハ / ラインホルト・シュンツェル / ルドヴィッヒ・ドナート / ジョナサン・ヘイル / サラ・パッデン / ライオネル・スタンダー / エドマンド・マクドナルド / バイロン・フォールジャー / ジョージ・アーヴィング
あらすじ第二次大戦中ドイツ軍占領下のプラハでナチ司令官が暗殺された。犯人の地下運動家スヴォボダは復讐に燃えるゲシュタポに追跡されるも寸での所で美しい街娘マーシャに助けられる。マーシャの父ノボトニー教授の家に匿われなんとか一命を取り留めたスヴォボダだったが、ゲシュタポの報復措置によって教授を始めとした多くのチェコ市民が逮捕抑留されてしまう。 独から米へ亡命した名匠フリッツ・ラングが1942年にチェコで実際に起こった”ハイドリヒ暗殺事件”とそれにに起因する”リディツェ村の大惨劇”をモデルに製作したプロバガンダ映画。脚本は同じ亡命者で戯曲『三文オペラ』などの作者ベルトルト・ブレヒト。 (町田)[投票(1)]
Comments
全27 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5技術担当ラングが詩人ブレヒトを担当した。(意味不明) [review] (chokobo)[投票(1)]
★5ラングとブレヒトの共同作業は決裂してしまったが、しかしそれでも映画の中で朗読される手紙や詩にはブレヒトがあらわれていて泣ける。 (tomcot)[投票(1)]
★5あの詩は燃える。まさに炎そのもの。『シンデレラ・ボーイ』の原題はこれが元ネタなのかな? (黒魔羅)[投票]
★5ストーリーとテーマに迷いがないし、サスペンス感も申し分なくて、観ている間も見終わった時も爽快でスカッと突き抜けました。「おうおう、やったれ、やったれー」と面白かった。このテの引っかけはコロンボも時々使ってるしね。 (きいす)[投票]
★4辛気臭い反ナチ・プロパガンダかと思ったら、手に汗握るサスペンス映画で大興奮。 No surrender. Not the end. [review] (たかやまひろふみ)[投票(4)]
★4生死を賭けた詐術の網の目。そこには何か超現実的な脆さ、善悪を超えた酷薄さ、異様な美しさがある。人間に自由などない。薄氷の戦いがあるだけ。「執行」のその日が来るまで…。 ()[投票(2)]
★4ナチに抵抗する人々にとってナチとはいったいどういう存在であったのか?がよく分かる作品。ってコレ戦時中の映画ジャンか。スゲエ!! [review] (ボイス母)[投票(2)]
★4冷徹でストイックで怒りに溢れた映画。 (buzz)[投票(2)]
★4上映時間が一時間以上過ぎたところで事態がどんどん複雑になり、いったいどういう落ちになるのだろうと思っていたら、まさかあんな曲芸に近い荒業で決着をつけるとは・・・ラングの豪腕演出全開。 (ジョー・チップ)[投票(2)]
★4ナチ総督暗殺後犯人は如何に逃げるか―から始まるなんて、ストーリーテラーのラングはやはり上手い。ゲシュタポ対レジスタンスの虚々実々の駆け引きであくびをする間もなく迎えるのは最後の大どんでん返し。と、一気読みではなく“一気見”だ。 (KEI)[投票(1)]
★4突如のアクション・シーンの信じがたいほどの濃密さ、活劇性。やはりラングは本質的に「アメリカ映画」の作家なのだと思わされる。ウォルター・ブレナンアンナ・リーの面会シーン、画面も凄まじいが、ここでの「言葉」もまた紛れもなく「映画」になっている。そして何より、ああ、ブレナンの全人格的演技のすばらしさ! (3819695)[投票(1)]
★4秀作サスペンス。演出は今なお鮮やか。しかし、物語としては前半と後半の分裂が否めない。『M』にしてもそうだが、やはりフリッツ・ラングは「反ナチス」という形で結果的に時代とお国の不幸な宿命を背負っている。 [review] (HW)[投票(1)]
★4反ナチ亡命者ユダヤ系フリッツ・ラング有終の美 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4134分完全版。ジーン・ロックハートが『M』のピーター・ローレそっくりに見えてくるのは何も身体的特徴に限った話だけではあるまい。 そう、これはプロパガンダ映画の皮を被っているが内実はラングお得意の不条理劇なのだ。前半と後半のトーンの違いはそれ故のものだ。 (赤い戦車)[投票]
★4当事者なのに『天国と地獄』よりもずっと理性的で抑制された映画を作ったフリッツ・ラング。ただ『生きるべきか死ぬべきか』に迫るオチは生み出せなかったようで、そこだけが残念。[Video] (Yasu)[投票]
★3全編&前半で訴えているテーマと、後半の怒濤の展開がリンクしていると思えない。 [review] (ゆーこ and One thing)[投票(4)]
★3一点の迷いもないレジスタンスの「不屈」ぶりに頭が下がりますが、その怒りの矛先が巨大な敵の“頭”ではなく“尻尾”に向けられるのはどうなのだろうと、行為より理屈を優先してしまうのは、しょせん侵略の本当の恐怖を知らない私の平和ボケのせいでしょうか。 (ぽんしゅう)[投票]
★3ブレヒトのテクストに批評的もしくは幻灯的な映画文彩を期待したかったSO-SOドラマ [review] (junojuna)[投票]
★3ハイエナのように執拗なゲシュタポと、それでもなお希望を失わない市民の姿には感動したけど、ラストはやや政府に日和ったか。本当にこれで良かったのか?という気分にさせられる。 (リーダー)[投票]
★3結構シリアスでかつ嫌な作品。たのしめない。 (24)[投票]
★3スピード感ある展開はいいが、あんな結末はヤだ。 (ドド)[投票]
★2演出にもどかしさを感じたのは事実。だが何か指でも差されたようで、どうも後ろめたさを感じてしまっていけない。 [review] (G31)[投票(1)]
Ratings
5点12人************
4点38人**************************************
3点20人********************
2点1人*
1点0人
71人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
第二次大戦と映画 ヨーロッパ編 (町田)[投票(25)]赤狩り旋風 (町田)[投票(14)]
海外実録犯罪映画 (町田)[投票(12)]蓮實重彥ベスト141 (寒山拾得)[投票(5)]
ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田)[投票(5)]この監督の一番好きな作品 (tomcot)[投票(3)]
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