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新宿アウトロー ぶっ飛ばせ (1970/)

[Action]
監督藤田敏八
脚本永原秀一 / 蘇我道夫 / 藤田敏八
撮影萩原憲治
美術深民浩
音楽玉木宏樹
出演渡哲也 / 原田芳雄 / 梶芽衣子 / 成田三樹夫 / 今井健二 / 地井武男 / 前野霜一郎 / 沖雅也
あらすじ二年ぶりに外の空気を喫った”死神”こと西神勇次(渡哲也)は、元恋人笑子(梶芽衣子)の知人と称する松方直(原田芳雄)なる男に出迎えられ仕事の依頼を受ける。巨大密輸組織に強奪された三千万相当のマリファナを奪還して欲しいという。西神は調査を進めるうちに、かつての相棒で残忍な精神の持ち主サソリ(成田三樹夫)が組織に雇われていることを知り対決を予感するのであった。 後の盟友原田芳雄との初共演となる藤田敏八監督第5作。 <日活/84分/カラー/スコープ> (町田)[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ニューシネマ時代の’30年代ギャング映画(『明日に向かって撃て』『俺たちに明日はない』他)で見られた人物造型が、現代の新宿に見事に置き換えられている。 [review] (町田)[投票(1)]
★4みなさんがきっちりまともな感想をコメントしているところ申し訳ない気もしますが、最近どんどん記憶力が低下していっているので単なる思い出話などをここにこっそり記させておいてもらおうと思います。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4良作。スタッフキャストの代表作のひとつと数えていい。渡哲也と原田芳雄は『サンダーボルト』のイーストウッド/ブリッジズのような鷹揚さをもって描かれる。脚本ほどには切羽詰っていないのだ。それに引っ張られた脇の役者陣も余裕のムードを醸し出す。「ルパン三世」も真っ青の超おもしろいラストカットがその遊び心を象徴している。 (shiono)[投票(1)]
★4脱プチブル・アウトロー原田によって、サソリ(成田)と死神(渡)の旧体制的しがらみに打ち込まれたクサビは、死神を組織から引き剥がし、個人V.S組織の構図を構築するものの、所詮行く末も身の置き所も定まらぬ「個」は社会の表層を浮遊物として漂うという寓話。 (ぽんしゅう)[投票]
★3相変わらず藤田敏八らしい緩い雰囲気。ちょっとかったるい部分もあるが、緩さが良さでもある。本作は渡哲也が出所するシーンから始まる。刑務所の前、ジープで待つ原田芳雄。本作の原田、若くてとても可愛い。 [review] (ゑぎ)[投票]
★2出鱈目なギャングものなのに妙に深刻でユーモアは空振るし、清順っぽく照明いじっているが別に表層に愉しみもなく、相変わらず敏八映画は何がいいのか判らない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2起承転結の「起」が欠如した作品は何かの続編かと疑いたくなる。結果、人物の背景がまったく描かれない珍作となり、さらに藤田敏八の画面の中にいる渡哲也の居心地の悪さが、そのまま相性の悪さとして消化不良となっている。 (sawa:38)[投票]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点4人****
2点3人***
1点0人
11人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄 (ぽんしゅう)[投票(11)]〜怨み節〜 梶芽衣子の眼光 (町田)[投票(7)]
40年のバカ騒ぎ (けにろん)[投票(6)]ロマンポルノを棄てた男・藤田敏八と村川透の仕事 (ぽんしゅう)[投票(6)]
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