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とべない沈黙 (1966/日)
製作 | 堀場伸世 / 三輪孝一 |
監督 | 黒木和雄 |
脚本 | 松川八洲雄 / 岩佐壽弥 / 黒木和雄 |
撮影 | 鈴木達夫 |
美術 | 山下宏 |
音楽 | 松村禎三 |
衣装 | 中林洋子 |
出演 | 加賀まりこ / 長門裕之 / 平中実 / 小沢昭一 / 戸浦六宏 / 蜷川幸雄 / 小松方正 / 渡辺文雄 / 山茶花究 / 坂本スミ子 / 水島弘 / 田中邦衛 / 千田是也 / 東野英治郎 / 日下武史 |
あらすじ | ある日、北海道で少年が蝶を捕まえた。しかし、その蝶は北海道には生息しないナガサキアゲハだった。・・・・長崎。一匹の蝶の幼虫が偶然人にくっつき旅をはじめた。萩では旧家の夫人(木村俊恵)と士族の末裔(長門裕之)が、広島では被爆したストリッパー(五月美沙)と青年(蜷川幸雄)が、京都ではコールガールと中年男(小松方正)が・・・幼虫の行き着く先には男と女が引き裂かれ愛を失う物語と蝶の化身のような少女(加賀まりこ)の姿があった。そして幼虫が忍び込んだカバンは大阪から海を渡り香港へと向う。黒木和雄監督デビュー作。(100分/白黒/スタンダード) (ぽんしゅう) | [投票] |
飛び交う言葉。行き交う視線。ナガサキアゲハが見下ろした戦後21年目の、とべない、消せない、抜けない沈黙。 [review] (町田) | [投票] | |
加賀まりこを可愛く撮るという大衆迎合的な目的に監督の思想性を無理張り貼り付けた映画。恐らく被写体の実力だと思うが、加賀まりこを可愛く撮るという目的は達成されている。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] | |
前半はどのカットも絵になって見事だが、後半のドンパチなどムダに思えて少し飽きた。こういったストーリーのないものはあまり欲張らないで1時間に収めるべきだ。 (TOMIMORI) | [投票] | |
当時、松竹のアイドル女優だった加賀まりこを「可愛く撮る」という条件をこなした上で自身の作家性を打ち出そうとしてるのが覗える。黒木和雄は晩年、何かにとり憑かれたように戦争について撮り続けるが、本作でも長崎編で既に原爆について描いていて、興味深い。ただ、中盤以降は詩的で美しいけど、ストーリーが無いから眠くなる。['07.6.20ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人) | [投票] | |
映像詩といった感じ。 (リーダー) | [投票] | |
旧弊に抗う不倫、被爆に引き裂かれる女と男、アプレガールに戸惑う旦那、都市サラリーマンの虚無、謎の海外シンジケートにヤクザ抗争。戦後成長期の混沌と多義性がテーマらしく、持ち込まれた素材がいわくありげだが、結果、大した意味もなく映像が垂れ流される。 (ぽんしゅう) | [投票] |
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POV
時代の痕跡ーATG公開作品(60年代日本映画篇) (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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