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(1974/)

[Drama]
監督神代辰巳
脚本神代辰巳
原作谷崎潤一郎
撮影姫田真佐久
美術横尾嘉良
出演観世栄夫 / 荒砂ゆき / 渡辺督子 / 加藤嘉 / 安藤繁子 / 絵沢萠子 / 殿山泰司 / 高山千草
あらすじ教授(観世栄夫)は老境に差し掛かり、結婚後20数年を経過しても若々しい妻の郁子(荒砂ゆき)を満足させていないという疑念に取り憑かれる。そして、その妄想は取り澄ました郁子の性的本質を解放させんという衝動へと繋がるのであった。或る日、娘の敏子(渡辺督子)の婚約者の木村(河原崎建三)が家を訪れた際に、4人でブランデーを飲んでるうちに郁子は酔って浴室で寝てしまう。彼は木村に妻の裸を拭くのを手伝わせて嫉妬を覚えたが、一方でその刺激が性的衝動を喚起するのを覚えるのであった…。谷崎潤一郎原作の2度目の映画化で神代辰巳監督第10作。 (けにろん)[投票]
Comments
全2 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★3「これから裸になるために、私、この映画出てます」感ありありの荒砂ゆきは、どう見ても古い道徳意識のもとに育ち性を抑圧された良家の婦人などには見えず、悲しいかなロマンポルノの限界と宿命を感じずにはいられない。それ以外は、良くも悪くも神代節。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★2時代の背景を伴わない低予算密室劇では映画文体の拡張力は抑止されテーマのみが抽出されるが、マゾヒシズムが性的衝動を喚起するというだけでは解りやすいものの今更なのだ。どうにもな時代錯誤感が横溢しじめついて全然面白くない。諧謔がないともたない。 (けにろん)[投票]
Ratings
5点0人
4点1人*
3点2人**
2点2人**
1点0人
5人平均 ★2.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]私は日活ロマンポルノのファンである (ぽんしゅう)[投票(16)]
つぶやき続けた男・神代辰巳の仕事 (ぽんしゅう)[投票(7)]むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
谷崎潤一郎VS江戸川乱歩 (町田)[投票(4)] (G31)[投票(1)]
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