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恋人のいる時間 (1964/)

Une Femme mariee
A Married Woman

[Drama]
製作フィリップ・デュサール
監督ジャン・リュック・ゴダール
脚本ジャン・リュック・ゴダール
撮影ラウール・クタール
美術アンリ・ノガレ / ジョセフ・ジェラール
音楽ミシェル・ルグラン
出演マーシャ・メリル / ベルナール・ノエル / フィリップ・ルロワ / ロジェ・レナール / クリストフ・ブルセイユ / リタ・メイデン / ジョルジュ・リロン
あらすじパイロットの夫ピエール(フィリップ・ルロワ)を持つ主婦シャルロット(マーシャ・メリル)には俳優の愛人ロベール(ベルナール・ノエル)がいた。不在がちの夫の居ぬ間に逢い引き先のアパートで逢瀬を重ねる2人。ロベールは彼女に夫と別れるように迫る。しかし、シャルロットの興味は、どっちかというとファッション雑誌とかにあるのだ。夫が帰宅しドイツの友人レナール(ロジェ・レナール)を連れて来る。アウシュビッツについて語るレナール。が、しかし、シャルロットは上の空なのだ…。当時アンナ・カリーナの浮気に悩める心情を反映したとされたゴダールの監督第15作。 (けにろん)[投票]
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全3 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4不倫しといて開き直るドタマに来る女が主人公だがゴダールの関心はそういう倫理に向く訳なく只管に観察的手法で女体の外観へ向かう。結果このマーシャ・メリルは彼の映画のヒロイン中突出して美しい。勿論クタールモノクロの透徹が寄与している。 (けにろん)[投票]
★3二人の男と一人の女という、単純な話。被写体は背景文脈と切り離され無調化し、驚くばかりに透明。人物の身体や発話がぶつ切りにされており、観客はそこからの構成を強いられ、現代音楽を聴くかのようだ。様々な書体の文字が思わせぶりに浮遊し、脳内に錬金術実験場が出来上がる。 (ジェリー)[投票(1)]
★3最初と最後の重ねられた掌が触れ合い離れる様。フレームによって分断された身体。それらを這う掌。エスカレーターの手すりなど各所で映し出される掌。医者のシーンで本を開くと身体の図解が出てくる。雑誌のモデルたち。映画において愛とは直接触れ合うことなのだろうか。それはともかく、クタールの充実したモノクロ撮影による街頭ロケの開放感が素晴らしく、カフェでの会話盗み聞きとスパイごっこが楽しかった。 (赤い戦車)[投票(1)]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点6人******
2点1人*
1点0人
12人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
村上春樹と映画 (TOMIMORI)[投票(16)]
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