コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

人斬り与太 狂犬三兄弟 (1972/)

[Crime]
製作俊藤浩滋
監督深作欣二
脚本松田寛夫 / 神波史男
撮影仲沢半次郎
美術北川弘
音楽津島利章
出演菅原文太 / 田中邦衛 / 渚まゆみ / 三谷昇 / 今井健二 / 室田日出男 / 菅井きん / 小林千枝 / 松井康子 / 藤山浩二 / 植田灯孝 / 東竜子 / 城恵美 / 河合絃司 / 小林稔侍 / 日尾孝司 / 須賀不二男 / 内田朝雄 / 渡辺文雄
あらすじ「帰ってきたら金バッジや!」村井組のチンピラ権藤(菅原文太)は対立する新星会親分を刺殺し、6年の服役を終えて出所してきた。だが組は新星会と和解して、平穏になった街でかつてのように暴れまくる権藤は金バッジどころか組にとって邪魔な存在になっていた。自分で金を稼がなきゃならなくなった二人は売春バーを始め、道代(渚まゆみ)という田舎娘をレイプと暴力の果てにパンスケにさせる。客と寝ることを拒む道代だったが行き場の無い道代は・・・そして権藤の無法な振る舞いは抗争事件の火種を振りまき続けることになっていく。『現代やくざ・人斬り与太』(深作欣二監督)に続く第二弾。<東映東京/86分/カラーワイド> (sawa:38)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5渚まゆみのラーメンにチャーシューのせる文太。これが彼がこの世でなした、たった一度の善行なのだ。「蜘蛛の糸」のカンダタが蜘蛛助けたみたいな。本作の暴力描写はいまだに本邦映画100年の頂点。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5「『仁義なき戦い』・『仁義の墓場』の原型」という歴史的な評価よりも渚まゆみという「女」の設定に心が揺さぶられる。私は北野武が目指しているのは本作であろうと確信をもった。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★5余分な情感を排しひたすら突き抜ける躍動感。搾り出される生きるチカラに死ぬチカラ。「漢」映画だぜこれは。エキセントリックに捲くし立てる菅原文太のキャラはまんま「傷だらけの天使」のオサムちゃんへと引き継がれている。 [review] (町田)[投票(1)]
★3狂犬三匹、それぞれの死に場所。 文太の狂犬ぶりは尋常じゃないが、今回のあまりなトチ狂いぶりには着いていけず。 渚まゆみの体当たり演技はますますスゴい!台詞は無いのに裸ありまくり! [review] (AONI)[投票(1)]
★3終盤で文太のキャラクター造形が一貫性を失っている。受け手を惹きつける彼の独立自営業者としての才智と気概を以てすれば、あの結末は回避できるように見える。田中邦衛がブレそうでいて決してブレないだけに、文太が手を抜いたという印象が残る。 (disjunctive)[投票]
★3画面のそこここから深作の才気が噴出する爆発寸前の火山のごとき熱量をはらんだ危険きわまりない映画。そんな制御不能な熱気の逸脱ぶりが良くも悪くも本作の魅力で、親から命を狙われる狂犬どもと、その血を図らずも引き受ける処女という核心までをも吹き飛ばす。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点4人****
4点2人**
3点8人********
2点0人
1点0人
14人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
東映・実録ヤクザ路線とそのモデルたち (Myurakz)[投票(11)]死んだピラニアが残したものは・・・追悼・室田日出男 (ぽんしゅう)[投票(8)]
Links
検索「人斬り与太 狂犬三兄弟」[Google|Yahoo!(J)|goo]