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日本侠客伝 刃 (1971/日)
製作 | 俊藤浩滋 / 日下部五朗 |
監督 | 小沢茂弘 |
脚本 | 笠原和夫 |
撮影 | 吉田貞次 |
美術 | 鈴木孝俊 |
音楽 | 津島利章 |
出演 | 高倉健 / 十朱幸代 / 辰巳柳太郎 / 池部良 / 大木実 / 玉川良一 / 山本麟一 / 汐路章 / 藤浩 / 渡辺文雄 |
あらすじ | 明治20年、金沢の地に九州一の阿呆を自称する車夫の鉄砲松吉(高倉健)が流れ着いた。空腹の松吉は優しく介抱してくれた小芳(十朱幸代)に一目惚れし、馬車会社で真面目に働く事を決意するが、ある事件を機に金沢を去らねばならなくなった。そして4年後、見違える程男として成長した松吉は再び金沢に舞い戻ってきた。だが、時勢は第二回衆議院総選挙で政府は野党に徹底的な弾圧を加えている時期であり、その野党候補に与する馬車会社と小芳は救国社という組織に云われ無き迫害を受けていた。そしてその救国社には、かつて契りを結んだ侠客(池部良)がいた・・・シリーズ11弾最終作<東映京都/97分/カラーワイド> (sawa:38) | [投票] |
『日本侠客伝』+『無法松の一生』+『人生劇場 飛車角と吉良常』+『昭和残侠伝』。しかも笠原らしく史実に基づいている。でも最大の見所は空手家タクボンのトビ蹴りに尽きます。 [review] (町田) | [投票(2)] | |
常連笠原は‘無法松の一生’の松と‘花と龍’の政党話を絡め、舞台を明治の総選挙時とした。よく練られた作品。監督は初出場の職人小沢。ベタシーンをしっかり盛り上げている。小沢演出も有り高倉が奮闘する前半が面白い。これぞ侠客という2人がシリーズ掉尾を飾る。 (KEI) | [投票] | |
シリーズ最終作にして異色作。前半、高倉健の田舎臭い無骨物ぶりが新鮮。後半、似合いの着流し姿になるが、行動原理を恋に選んだ性根は終始一貫。惚れた女の振袖をまとって最後の戦いに乗り込む姿に、フェティッシュなエロスの高揚を見る。 [review] (ジェリー) | [投票] | |
これが「しょうゆラーメンとカツ丼」につながる。 (黒魔羅) | [投票] | |
オーソドックスにして話しのツボをはずなさない笠原和夫脚本あっての本作だが、前半の鉄砲松(高倉健)には哀愁が足りず、後半の小芳(十朱幸代)には気品が足りない。おいおい、それははないだろうという十朱の小走りラストシーンに唖然。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
七三分けの浮浪者姿で涙する高倉健。意欲作っていうか異色作というべきか・・・ともあれ、後半にヅラをはずした健さんを拝めた瞬間の安堵感は言うまでもない。 (sawa:38) | [投票] |
Ratings
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] | 死んで貰います その男、高倉健 (町田) | [投票(2)] |
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