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亡霊怪猫屋敷 (1958/日)
[Horror]
製作 | 大蔵貢 |
監督 | 中川信夫 |
脚本 | 石川義寛 / 藤島二郎 |
原作 | 橘外男 |
撮影 | 西本正 |
美術 | 黒沢治安 |
音楽 | 渡辺宙明 |
出演 | 細川俊夫 / 江島百里子 / 五月藤江 / 倉橋宏明 / 林寛 / 芝田新 / 中村竜三郎 / 北沢典子 / 和田桂之助 / 宮田文子 |
あらすじ | 医師の久住(細川俊夫)は病弱な妻・頼子(江島由里子)の療養も兼ねて、故郷の古民家を買取り病院を開く。だがそれ以来、頼子は謎の老婆の亡霊に悩まされた挙句生命まで脅かされ始めた。地元の僧侶に尋ねると、古民家はかつての大村藩家老・石堂左近(芝田新)の屋敷であり、いわれなき理由で家臣を殺し、その母親にも屈辱を味合わせた。母親は自害するが、飼猫がその恨みを引き継いで化猫となり、ついには石堂家の血筋を絶やした、という因縁のある場所だった。そして、その家臣殺害の片棒を担いでいたのは頼子の先祖だというのだ……。 (荒馬大介) | [投票] |
現代篇が秀逸。『狂った一頁』以来の伝統を感じるし中田秀夫は随分頂いているに違いない。ラストも面白い。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
特に序盤の恐怖表現が秀逸。カットによって幽霊を見せる/見せない選択の巧みさ。廃屋に入った三人を前進移動しながら追いかける長回しの美術の達成度。家老が剣を振り回す際のシュールな合成も面白い。モノクロが現代パートの不気味さを増幅させている。 (赤い戦車) | [投票(2)] | |
余り怖くないという指摘は当たってるかもしれないが美術面や演出面の素晴らしさには圧倒される。 [review] (t3b) | [投票(1)] | |
ホラー描写は全然迫力ないですが、撮影は間違いなく一級品。回想シーンから更に古い時代に遡る構成も面白い。 (太陽と戦慄) | [投票] | |
時代の違いをカラーとモノクロ(しかも過去の方をカラーで!)で表現するアイデアが面白い。 ブルートーンのモノクロで撮った現代篇の方が不気味だ。 (AONI) | [投票(2)] | |
主役は「屋敷」。なので、時代が新しくなるほど画像が古くなる、という表現方法は全くもって正しい。 [review] (はしぼそがらす) | [投票] | |
残酷なシーンは一切無いが、怨念渦巻く話を淡々と描く演出は好感が持てる。「グロいのが嫌だからホラーはちょっと……」という人もこれなら大丈夫だろう。 [review] (荒馬大介) | [投票] |
Ratings
1人 | ||
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計 | 17人 | 平均 | (* = 1)
POV
カメラマンは越境した 三つの名前を持つ男 (にくじゃが) | [投票(8)] | 映画は新東宝(大嘘) (町田) | [投票(6)] |
怪 談 (AONI) | [投票(3)] |
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