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地獄花 (1957/日)
[Drama]
製作 | 永田雅一 |
監督 | 伊藤大輔 |
脚本 | 伊藤大輔 / 円地文子 |
原作 | 室生犀星 |
撮影 | 中川芳久 |
美術 | 西岡善信 |
音楽 | 伊福部昭 |
出演 | 鶴田浩二 / 京マチ子 / 柳永二郎 / 山村聰 / 市川和子 / 南左斗子 / 舟木洋一 / 小堀明男 / 石黒達也 / 三好栄子 / 水原浩一 / 佐々木孝丸 / 水村国臣 / 橘公子 / 堀北幸夫 |
あらすじ | 中世、都にほど近い比叡の山あい。一帯を牛耳る野武士の首領・麿(柳永次郎)と、その妻ステ姫(京マチ子)、そして郎党のなかでも一目おかれた若武者・勝(鶴田浩二)がいた。麿に幼い頃に拾われ育てられ、そして妻になった美しいが男まさりのステ姫は、同じ山一帯を荒らしまわる群盗の馬介(山村聡)に無理やり言い寄られ馬介の舌を噛み切って殺してしまう。それからというもの、ステ姫は人が代わったように奇妙な行動をとり始める。室生犀星の原作「舌を噛み切った女」を円地文子が潤色、伊藤大輔が脚本化。大映初のビスタビジョンカラー映画(99分) (ぽんしゅう) | [投票] |
何と云っても袴野の麿−柳永二郎−の住処の造形が素晴らしい。高場の見張り所。見張り所から綱を伝って移動する少年。吊り橋。空間の高低描写が良い。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
物語的には観るモノは無いが、本作は撮影が素晴らしく良い。緩急取り混ぜたアングルもそうだが、何よりも大映初のビスタビジョンカラーの発色が自然の色を「絵画」のように陰影を明瞭にする。この50年前の色が実に映画的魅力に満ちている。 (sawa:38) | [投票(1)] | |
見処は山村聰の強姦と三好栄子の巫女さんか。終盤の霧と船団は力入った撮影美術でアンゲロプロスが想起させられ、もっとじっくり見せてほしかった。話は大雑把。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
奥行きを楽しむ映画。山裾での合戦シーンの広角感、谷間の砦の高低感。自然を領地とし、そこに溶け込んだ荒くれ野武士たちの生活感が伝わってくるような空間演出が素晴らしい。その分、人間そのものに寄りきれず淡白さを感じた。 (ぽんしゅう) | [投票] |
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計 | 9人 | 平均 | (* = 1)
POV
映画で見る石川県 (づん) | [投票(7)] |
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