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東風 (1969/独=仏=伊)
Le vent d'estWind from the East
[Drama]
あらすじ | ドッジシティの鉱山で労働者のストライキが勃発した頃、荒野に囚人と繋がれたブルジョワ娘(アンヌ・ビアゼムスキー)。そこに現れた修正主義者の職場代表(パオロ・ポゼッシ)、8ミリカメラを持った女(クリスティーナ・チュリオ・アルタン)、武装ブルジョワの北軍兵士(ジャン・マリア・ヴォロンテ)、抑圧階級たるインディアン青年(アレン・ミジェット)。しかし、彼等の織りなすべきドラマは端から階級闘争のモンタージュに浸食されていく…。69年から70年に至るジガ・ヴェルトフ集団時代のゴダール第3作。 (けにろん) | [投票] |
言葉の羅列に、言葉もなくおっぽり出される。 [review] (poipop) | [投票] | |
政治闘争も映画制作自体もパロディ化しようとする或る種のいい加減さや距離感は、政治闘争をいかなる方法で撮るかを思考・試行する混沌とした過程そのものを映画にするという厳密な方法論が生み出したものだ。堪能する映画ではなく撹乱する映画。鑑賞者もまた思考・試行することでしか、この映画に応えることはできない。 (hk) | [投票] | |
面白い部分もあるにはあるが、おしなべてつまらない。それは当時の共産思想が陳腐化してしまったからではない。ここで試みられている映画話法の破壊こそが、私には陳腐化したものだと思える。フィルムへのグルグル殴り書きなんかを見ても全くスペクタクルを感じない。この映画の多くの画面と音は私には響いてこない。 (ゑぎ) | [投票] | |
映画文法の解体から発したゴダールの破壊願望は奇跡的均衡を保ちつつ『ウィークエンド』で結晶化し、東風に晒されて更なる越境を志向する。ならば、地平の彼方に旅立てばいいものを戻って来ちまうだらしなさ。そこは好きだが映画はクソ。身も蓋もない。 (けにろん) | [投票] |
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ソビエト映画史と映画で観るソビエト史 (町田) | [投票(11)] |
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