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馬鹿っちょ出船 (1965/日)

製作	升本喜年
監督	桜井秀雄
脚本	山根優一郎 / 桜井秀雄
撮影	荒野諒一
美術	梅田千代夫
音楽	市川昭介
出演	竹脇無我 / 都はるみ / 香山美子 / 松山英太郎 / 勝呂誉 / 菅原文太 / 桑野みゆき

あらすじ

瀬戸内海、小豆島の水中翼船のマリンガール、はるみ（都はるみ）は、東京の商船学校に通う兄、良介（竹脇無我）を電報で呼び戻した。良介の幼なじみの明子（香山美子）が島の実力者の息子、久保島安雄（菅原文太）と結婚するハメになったからだ。はるみ、良介は友人、吾一（松山英太郎）とともに明子略奪を計画するが失敗、はるみは東京で野球場のウグイス嬢として、良介も又、東京で運送屋に勤めるのだが、安雄の魔手は再度明子へと忍び寄る…。『アンコ椿は恋の花』に続く都はるみヒット曲シリーズ第２作。 (けにろん)

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★3

相当にええかげんな他愛のない往年の松竹プログラムピクチャーの１篇なのだが、展開が速く滅法調子が良いので見ていて気持ちがいい。予想外の職人芸を感じるし、まだまだ何かを信じられる時代だったのだろう。まあ、都はるみは正直どうでもいいのだがね。 (けにろん)

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