★5 | ファーストカットは花火だろうか。続く無機質で人工的な市街地の鳥瞰ショットの“平板”さが美しく、印象的だ。そして、一気にニースという町の営みが“断片”に分断され撹拌され再構成され提示される。なんとエキサイティングな無機と有機のコラージュだろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 開巻一番の大俯瞰ショットからして何故か視線をつかまれる。カット割は素早く展開するが、イメージの連鎖的なリズムを刻むように反復がなされ、同時にカット同士の反響がドキュメントとしての内実を担保する。見る欲望がそのまま撮る実践に至ったかのようなアマチュアリズム的幸福。 (鷂) | [投票(2)] |
★4 | ヴィゴには、カーニバルの喧騒さえもスローモーションに見えたのだろうか。その背後に隠された暗い路地を覆い隠すかのように、死に物狂いで乱痴戯騒ぐニースの人々。 [review] (町田) | [投票] |
★3 | これが矢張り、『カメラを持った男』(1929)に似ているのだ。いずれも、ドキュメンタリーとは云っても、そう云い難いほどの、かなり作為的な演出が施されている。そしていずれも男性的欲望の露呈に対して真摯かつ忠実な潔さがある。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | そんなに面白いものでは無いと思う。『これがロシアだ』と似た感じか?同じ製作年、どちらもカメラマンの姓がカウフマン、興味深い。 (ころ阿弥) | [投票] |
★3 | 30分もかからないと思ったが、かなり退屈。随所に見られるアバンギャルドな要素をもっと増やしてくれれば面白かったのに。性的?な意味があるのだろうか。よく分らん。 [review] (24) | [投票] |