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獣人 (1938/)

Le Bete Humaine

[Drama]
製作レイモン・アキム / ロベール・アキム
監督ジャン・ルノワール
脚本ジャン・ルノワール
原作エミール・ゾラ
撮影クロード・ルノワール / クルト・クーラン
音楽ジョゼフ・コスマ
出演ジャン・ギャバン / フェルナン・ルドゥー / シモーヌ・シモン / ジュリアン・カレット / ブランシェット・ブリュノワ
あらすじ冒頭、ゾラの原作の1部がロールされる。「これはジャック・ランチェの物語。先祖は大酒飲みで乱暴者。因果でそれが何代も続くと信じられていた。遺伝子が血を毒に変え、制御出来ない凶悪な行動に駆り立てるのだ。」(次ページからあらすじです) [more] (KEI)[投票]
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全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4”獣性”と呼ぶには余りに無益で反自然的な人間の暗部が、機関車という反自然物の、暴力的な奥移動のみに拠り語り尽くされる、おぞましき暗雲に覆われたメロドラマの畸形児にして、<ノワール>の里親。メグレは謂った。”裁かず、理解せよ!” (町田)[投票(2)]
★4河、草原、空はルノワールらしい画。機関車の疾駆は圧迫感を覚える。キャラ設定が、ゾラらしくカッチリしていて興味津々展開が楽しめた。ギャバンの恋人然とした優しい口調、甘えるようなシモンの舌足らずな話し方が心に残る。 (KEI)[投票]
★4ゾラの設定は今やナンセンスだが、これがありきたりのメロドラマを強引に転覆させており、唖然とさせられる点『フリークス』にすら似ている。昔は悪魔を描きやすかった。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4恋愛向きの?男に見えるジャン・ギャバンの突如の変貌―映画内では病気と処理される―が、やっぱりわからないのだが、 [review] (G31)[投票]
★4これは紛れもなくフィルム・ノワールだ。機関車のシーンはことごとく見事な迫力。助役の部屋の窓や巴里の逢い引き場所の窓から見える操車場もいい。また、小舟に乗って体を拭く女性と線路脇で絡むシーンの官能性よ。そしてこの映画のハイライトは夜の操車場のシーンだろう。 (ゑぎ)[投票]
★3私的な密室世界が細密画のように描かれる。観察の透徹度と密室内部への想像力、映像再現力が抜群。原作の貢献も大きいようだ。主要なモチーフである機関車の重量感と熱量感がすごい。これらは登場人物達のエゴとリビドーの大きさに釣り合うよう計算されている。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点0人
4点9人*********
3点4人****
2点0人
1点0人
13人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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