★4 | 開巻からじわじわ上がりはじめるテンションは、ラストシーンで絶頂に達する。[フィルムセンター] [review] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | この倒錯性が映画的ということもあるのだろうが、本作も素晴らしい出来栄えだ。田中絹代のような笑顔の目立つ、普段は表情のよく動く女優がやるからこそ、本作の、気難し屋で一切笑わないヒロイン・お琴が一層引き立っている。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 私が観てきた中で、田中絹代という女優さんを、ほとんど唯一美しいと思える作品。このつんけんな感じ。こういう方がホントは似合うんじゃ・・・。 (G31) | [投票] |
★4 | 中学生の頃、原作を読んで感涙していたら、クラスメートの一人が... [review] (りかちゅ) | [投票] |
★3 | サディスティック&マゾヒスティックが究極の純愛に…。その世界に惹かれるものは感じないが田中絹代と高田浩吉はタイプキャストとしてこれ以上の適役は無いと言っていい位のはまり方。三味線と琴に乗せた編集はダイナミズムがある。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 小説でははっきりしなかったシーンをこの映画は示している。春琴と佐助が肉体関係をもつことをはっきりと書かなかった谷崎の春琴抄。そこをこの映画はうまく表現している。小説と映像に比較。 [review] (deenity) | [投票(1)] |
★3 | 鏡のシーン以降、ラスト10分の緊張感がとにかく凄い。その道のプロが手掛けているだけ合って琴や三味線の音の粒立ちがやたら良い。 (町田) | [投票(1)] |
★2 | 原作の倒錯の誠を奉公の誠に巧みに編集、ベソかく高田浩吉が現代の若い連中に似ており不気味(個人的な感想です)。グロを巧みに避ける演出も微妙、やはり小説が描くべき世界か。田中絹代は既に雨月の貫禄。 (寒山拾得) | [投票] |