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噂の娘 (1935/)

[Drama]
監督成瀬巳喜男
脚本成瀬巳喜男
撮影鈴木博
美術山崎醇之輔
音楽伊藤昇
出演千葉早智子 / 汐見洋 / 御橋公 / 梅園龍子 / 藤原釜足 / 大川平八郎
あらすじ妻と死別した入婿の健吉・(御橋公)は長女の邦江・(千葉早智子)と灘屋酒店という酒屋を営んでいるが、 義父(邦江の祖父)の啓作・(汐見洋)は店の経済事情も省みず毎晩飲み歩き、 次女の紀美子・(梅園龍子)は男友達と夜な夜な遊び歩く。 邦江は叔父・(藤原釜足)の仲介で新太郎・(大川平八郎)とお見合いをするが、 新太郎は邦江に付いてきた紀美子の方を気に入る一方で、邦江は健吉の妾であるお葉・(伊藤智子)の身を案じて同居を提案する。その頃、健吉は経営が傾いた店を立て直そうとある事を画策する。 チェーホフの『桜の園』が下敷きらしい。 [P.C.L./モノクロ・スタンダード/57分] (TOMIMORI)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4そこまでやるんですかという、叩き付けるような収束に驚く。『桜の園』から余韻を丁寧に取り除いたような乾き具合。時間制限のためやむを得ぬのか、それにしても異様だ。 (寒山拾得)[投票]
★4酒に甘口辛口があるように、娘にも甘口辛口がある。姉妹を見守る男たちにも、人生の浮き沈みに対する彼らの態度にも甘口辛口がある。酒屋を舞台に繰り広げられるに相応しい話だ。 ()[投票]
★4この劇に登場する人物は、其々に性格も考え方も異なるが、しかし、皆一様に焦っている。何かに追い立てられている。それは何故か。たぶん昭和十五年という時代がそうさせたのだろう。 [review] (町田)[投票]
★4保守的な姉と奔放な妹と意欲を失った祖父と没落していく酒屋を間違った方向に導く父、そしてその妾である女。 [review] (t3b)[投票]
★4保守的な姉とぶっ飛んだ妹の結婚観の相違と、左前になっていく造り酒屋と、複雑な家族関係と、やや素材詰め込みすぎの感があるが、丁寧なセットや丹念なカット割のうまさは既に完成しており、成瀬監督の戦前のピークと思う。 (ジェリー)[投票]
★3三島雅夫の傍観者としての視点がなんとも残酷で強烈な印象を残す。 千葉早智子の笑顔と浮かない顔の切り替えのうまさを堪能。 [review] (TOMIMORI)[投票]
Ratings
5点0人
4点8人********
3点2人**
2点0人
1点0人
10人平均 ★3.8(* = 1)

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