コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

ミレニアム・マンボ (2001/台湾)

Qianxi manbo
Millennium Mambo

[Drama]
製作総指揮ホァン・ウェンイン / ジル・シマン
製作チュー・ティエンウェン / エリック・ユーマン
監督ホウ・シャオシエン
脚本チュー・ティエンウェン
撮影リー・ピンビン
美術ホァン・ウェンイン
音楽リン・チャン / 半野喜弘
出演スー・チー / カオ・ジエ / トゥアン・チュンハオ / 竹内淳 / 竹内康 / ニョウ・チェンツー / ディン・ジェンチョン
あらすじ2001年、ミレニアム気分に浮かれる台北。ヴィッキー(スー・チー)は高校を中退し、ディスコで出会ったハオ(トゥアン・ジュンハォ)とこの街で暮らしていた。定職につかず、毎晩クラブ通いを続け酒とドラッグに明け暮れるハオ。しかも、異常に嫉妬深い彼との生活に、ヴィッキーも愛想を尽かしかけていた。やがて貯金も使い果たし、しかたなくホステスのアルバイトを始めたヴィッキーは、店の客でヤクザのガオ(ガオ・ジェ)の大人の包容力に惹かれていくのだった。21世紀を迎えたアジアの片隅に暮らす少女の心の彷徨を描いた、ホウ・シャオシエン監督の01年カンヌ国際映画祭高等技術院賞受賞作。(105分/カラー/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5こういう、映像で語りあげる映画って好きだなあ。ストーリーはないようで、実はある。若い男と女の、お互いの世界を超えよう、入ろうともがく姿、逆にお互いの防御に入る様。しかし現代の男と女の本源的な孤独を前に、それらは崩れてゆく。 [review] (セント)[投票(3)]
★4屈託ない笑顔の裏に隠された、01年という節目の年の別れの決断を、10年前の思い出として語らなければならないほどの心の彷徨と現状からの離反。この少女(スー・チー)の希薄な現実感こそが、まぎれもなく「今」なのだ。痛々しくもあり、また逞しくもある。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★410年後の未来から語られる「彼女」のいた2001年。回想は平然と数シーン後を先回りする。やがてこの日々が過去となることを夢見ながら、だからこそまた、錯綜のなかにある現在が記憶され肯定されることを望む、そんな稀有な同時代性を持つ映画。(2011.10.12) [review] (HW)[投票(1)]
★3台湾の「青」と「黒」から北海道の「白」へ。一人の女性の、心の浄化の物語。カメラの動きがスリリングだ。 (赤い戦車)[投票]
★3ミレニアムをこの世代で過ごす若者の空気を描いた映画だとは思うのだが、空気の中は空っぽと言ったら言い過ぎかもしれないが、何があるわけでもなく、夕張観光映画だったのかもとすら思ってしまうわけだ。それでも、魅せる映像の世界はホウ・シャオシエン。 (SUM)[投票]
★3スー・チーが2人の男の間で揺れる乙女心を繊細に演じており、また恋愛映画での彼女を見てみたいところ。 [review] (わっこ)[投票]
★2ファーストシーン、青白い水銀灯の通路を「スー・チーと一緒に歩く」疑似体験のカメラアイ。現実音のないスローモーションで彼女の髪がゆっくり右へ左へ揺れる。もうただそれだけを見ていたい。ナレーションでこれは10年前の話だとわかる。もうこの一緒に歩いていることは思い出なのだと。なおさら愛おしい。 (ina)[投票(2)]
★2これを見て、もう侯孝賢はだめだとおもった。 (tomcot)[投票]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点5人*****
2点5人*****
1点0人
15人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
Links
IMDBで検索The Internet Movie Database
検索「ミレニアム・マンボ」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「Millennium Mambo」[Google|Yahoo!]