★5 | 彼らの肩越しに、向こう側を覗いたところで何かが見えるわけではない。彼らが見ているのと同じ日常があるだけだ。ただ確実なのは、その日常が限りなく不確実だということだけだ。次の瞬間、何かが起きても起きなくても、それが生きているということなのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(15)] |
★5 | タイトルがよい。 [review] (芋虫) | [投票(9)] |
★5 | わかったふりをするより、わからない方がまだましかな。 [review] (きわ) | [投票(4)] |
★5 | 学校の、静かな廊下をひとりで歩くときに思い巡らせることは、教室で友達といるときや家で家族と過ごしているときと全く異なる。 [review] (MM) | [投票(2)] |
★5 | 日常をただ,ただ,映すという手法。何回でも使える手ではないでしょうけど,この映画のテーマにはビタリとはまったように思います。 (teobit) | [投票(1)] |
★4 | 死と悠久の波打ち際 [review] (ざいあす) | [投票(9)] |
★4 | 我々が今息をしている「日常」という此岸と、例えば殺人とか虐殺といった風景の横たわる彼岸との間には、実は何もない、狂気さえもない。 [review] (町田) | [投票(8)] |
★4 | 背景音と等価に置かれた無味なダイアローグの羅列や単に歩く人物を背後から追い続ける長回しによって浮き上がる等身大の日常。降りかかる凶事に対し善悪論や運命論は全く無意味で恣意性のみに支配される。確かにそんなもんだろうとは思う。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | ただ、そこにその事実があり、それが目の前にある現実の続きであるだけ。それ以上でも以下でもなく、ただ淡々と続くのみ。信じられない非日常の中も、日常と同じ様に時間は流れる。 2004年6月20日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(6)] |
★4 | コロンバイン事件という、人の耳目を引きつけそうな事件を題材にしつつ、敢えてこうした、一見すると無機質な、実験的とも言える作風に仕上げた監督は評価されるべきだろう。 [review] (煽尼采) | [投票(5)] |
★4 | 斬新な映像の美しさに、完全に魅了されてしまった。映像芸術としては一級品。 [review] (Pino☆) | [投票(4)] |
★4 | 確かにあの事件を知ってるから・この後どうなるか分かってるから・瞠目して見ていられる映画なのかも知れない。しかし、終映後に彼ら一人一人の面影が浮かんで、こんなに痛いほど切なく哀しくなる映画も稀だ。正義や悪ではない何かが、刻み付けられる。 [review] (ツベルクリン) | [投票(4)] |
★4 | 写真部の生徒と金髪の生徒が廊下で出会い、言葉を交わして写真を一枚撮る。その傍らを図書室の手伝いに向かう女子生徒が走り過ぎる。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | 操縦不能な射撃ゲーム [review] (moot) | [投票(6)] |
★3 | 支配することのできない狂気を、技術とクリシェで去勢する。アメリカの歪んだ“mourning work”。 [review] (鏡) | [投票(6)] |
★3 | 事件が完全に風化して人々の記憶から消え去ったとき、この映画ははたして力を持っているのか? [review] (kaki) | [投票(5)] |
★3 | 虫の視線。 [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(5)] |
★3 | エリーゼのために。 [review] (ドド) | [投票(4)] |
★3 | じゃぁさ、映画ってなんなわけー? と見終わった後、ただそう思った。ドキュメンタリー風に見えるフィクションに価値ってそんなにあるのかなぁ。まず主題である“狂気”がどこにも見当たらない。そして内容もビジュアルも、キレイキレイに纏めすぎ。
[review] (Linus) | [投票(3)] |
★3 | 我々観ている側が、かの事件を知っていることを前提としている様な「作り」が少し気になる。
「志村 後ろっ!後ろっ!」ってか? (Soul Driver) | [投票(2)] |
★2 | この題材でこの視点!思わず反感を覚える。監督の素敵なオナニー映画。それ以外に言う言葉が見つからない。 [review] (ボイス母) | [投票(9)] |
★2 | 「傍観者」ですらない。「映画」でもない。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(7)] |