コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

卒業 (2002/)

The Graduation

[Drama/Romance]
製作気賀純夫 / 関一由 / 安田匡裕
監督長澤雅彦
脚本三澤慶子 / 長澤雅彦 / 長谷川康夫
撮影藤澤順一
美術吉田悦子
音楽REMEDIOS
出演内山理名 / 堤真一 / 夏川結衣 / 谷啓 / 石井正則 / 望月理恵 / 野添義弘 / 岸博之
あらすじ[ネタバレ?(Y1:N0)] 生きるのに「不器用」な男、真山悟(【堤真一】)は短大で心理学の講師をしている。だが、来春からの契約解除を通告されたある雨の日、真山に赤い傘を差し出した学生がいた。彼女(【内山理名】)は麻美と名乗り、以来執拗に真山の前に現れては積極的なアプローチをかけて真山を戸惑わせる。一方真山の恋人の泉(【夏川結衣】)は煮え切らない真山の心に自分の居場所が無い事を知る。昔の恋人に似ていただけだったと・・・19年前に別れた忘れられぬ女、そして19歳になった麻美。麻美は何も語らずに母の思い出の地を真山と辿っていく・・・<113分/ビスタビジョン> (sawa:38)[投票(3)]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5台詞の途切れた「行間」から漂うその激しい感情、静止した背景画が訴える押さえられた激情。リアルな「静」に琴線を触れられ、ラストの画に鳥肌が立つ。無条件にて★5。 (sawa:38)[投票(4)]
★5何のてらいもない、シンプルな心だけを見つめたこういう映画大好きです。堤うまいな。内面的で、抑えた演技、映像全体を盛り上げた。内山も勢いがいいから、いい画面になった。赤い傘と雨と心の残像がしばらく残っています。 (セント)[投票(4)]
★5「永遠だよ…。」 これは文句なしの傑作。静謐な空間に、心の中の言葉が、雪のように舞い、降り積もっていく。静けさの中に広がる、ふたりの想いは、沈黙の長い空白を埋めるかのように、育まれていく。堤真一の自信なさそうな顔が、驚くほどに様になり、内山理名の表情は、語りつくせない想いが凝縮されている。彼女のラストシーンの表情は忘れられない。しかし、とんでもない鈍感な、勘違いをしていた…。 [review] (ことは)[投票(3)]
★4言葉にすると壊れてしまうものへの心遣い。麻美(内山理名)の抑えた表情の下に隠された真山(堤真一)への想い。2人の間で交差する心の波動。言葉を交わさずとも溢れ出す感情が、フィルムの上に繊細に紡ぎ出される。 (ゆーこ and One thing)[投票(3)]
★4不思議ちゃん とのお話かと思うのもつかの間。 不思議な空気感の良作だった。 4通りある組合せのうち 父娘 を選んだのも大勝利。 [review] (ありたかずひろ)[投票]
★3抑制の効いた素敵な物語なのだが・・・ [review] (tkcrows)[投票(1)]
★3面白いことは面白いのだが。。。。説明不足過ぎませんか。最近の日本映画の典型で客任せにしてしまっている。面白いと感じたら製作者側の感性の勝利!面白いと感じなかったら客の感性が悪い!と製作者はどっちに転んでも悪くならないという逃げ道を作ってしまっている映画。 (ちゅんちゅん)[投票(1)]
★3女子学生(内山)と教員(堤)とその恋人(夏川)の三角関係かと思いきや、「内山−堤」「堤−夏川」のラインだけが描かれ「内山−夏川」が切れているために、多面性を欠く物語になってしまった。[シャンテ・シネ3] [review] (Yasu)[投票(1)]
★3ここ一番というところが響いてこなかった。練られた良いシーンも多くこの監督さんは真面目な勉強家だと思う。また堤真一がこれほど出来るとは思わなかった―これが1番の収穫か。 (KEI)[投票]
Ratings
5点4人****
4点4人****
3点9人*********
2点1人*
1点0人
18人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
埋もれた傑作 (ことは)[投票(35)]滲み出る暖かさに触れたくて (ことは)[投票(10)]
フジテレビ映画 挫折と栄光の軌跡 (ぽんしゅう)[投票(6)]僕流偏愛邦画傑作選 (ことは)[投票(4)]
Links
IMDBで検索The Internet Movie Database
検索「卒業」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「The Graduation」[Google|Yahoo!]