★5 | 張藝謀の『菊豆』『紅夢』『秋菊の物語』は映画史上でも希有なる傑作三連打だ。この映画でも物語の寓話性とそれに相応しい光の扱い方の調和は映画の極限にまで達していると云っても過言ではない。反物が炎上するイメージの類例の無い表現だけをとってもこの演出家がいかに屹立しているかが判る。 [review] (ゑぎ) | [投票(9)] |
★5 | 見上げる視線と見下す視線。制度の底辺にいる二人は飛翔を祈るように、鮮やかに天高く吊るされた染め布を見上げる。しかし二人の逢瀬は地の底まで追い詰められる。それを見下すように覗き込む息子の視線。その男こそが、制度の継承者であるという悲劇。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 菊豆の哀しげな表情が情熱に目覚め天青の呪縛を赤く照らしていく経過に痺れた。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(4)] |
★5 | チャン・イーモウ最高作!
黄色い大地で繰り広げられるギリシャ悲劇 (ボイス母) | [投票(2)] |
★4 | あまりに美しいSM。 [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(3)] |
★4 | 風になびく布というのは黎明期から存在するモチーフだが、反物をここまで使い倒してあらゆる感情を表現する手腕には本当に驚かされる。照明の充実度を考えるとイーモウには一度ホラーも撮ってもらいたい。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 赤と黄のコントラストが見事。若く美しいコン・リーもまた良し。だが、肝心のリー・パオティエンに若さが感じられない。よってマイナス一点。 (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | コン・リーの圧倒的な美の前に何も言えなくなる。悲劇は美によって芸術になる。 (ハム) | [投票(1)] |
★4 | 作品名も知らずにTVで2度も見て、2度とも感動してしまった。友人に「染物の布がきれいな中国映画」と聞いてもわからず、そのままにしてた。チャン・イーモウ作品だったのね。どうりで美しいはずですね。 (niboto) | [投票(1)] |
★4 | 因果応報!?でもかわいそう。 [review] (にゃんこ) | [投票(1)] |
★4 | 息子の冷徹は一体何を暗喩してるのかしら。 (pinkblue) | [投票] |
★3 | 次々と主従が逆転していく変遷は長編仕立てで撮るような題材なのに切りすぎて形骸化している。しかもフィルムの解像度が妙に良すぎるので形式主義的セット美術への拘りのみが突出してしまって浅薄な印象しか与え得ない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 映像がスタイリッシュすぎて、激しい女の情念すらファッションに見える。メッセージそのものより、監督の夫は美しい映像、女優の妻は演じがいのある役をやりたかっただけに感じる。 (mize) | [投票(3)] |
★3 | コン・リーのむせかえるような、青臭いまでの色気!その魔性が全ての悲劇をもたらしたのか。「柩止め」という風習は初めて知ったが、なんとも壮絶。。 (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | つくづく恐ろしいひとだ、張芸謀。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 中国はすごいな。話はよくわからなかった。 (coma) | [投票] |
★3 | いいシーンを思い出そうとするが思い出せない。登場人物が琴線に触れないせいだ。 (buzz) | [投票] |
★3 | 見所間違えたかな・・・ [review] (ヒコ一キグモ) | [投票] |
★2 | 訳が分らん映画だった、... [review] (わっこ) | [投票(1)] |