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炎と女 (1967/)

[Drama]
製作織田明
監督吉田喜重
脚本山田正弘 / 田村孟 / 吉田喜重
撮影奥村祐治
美術佐藤公信
音楽松村禎三
出演岡田茉莉子 / 木村功 / 小川真由美 / 日下武史 / 細川俊之 / 北村和夫
あらすじ灼熱の陽光の中で幼い息子を抱いた伊吹(木村功)は、妻の立子(岡田茉莉子)が見知らぬ男(細川俊之)と激しい口づけを交わすのを目撃し呆然と立ち尽くしていた・・・・。伊吹夫婦の一人息子鷹志は、人工授精によって生まれた子供だった。そしてこの家には、精子の提供者である医師の坂口(日下武士)とその妻シナ(小川真由美)が出入りしていた。二組の夫婦の間に去来する密かな嫉妬と激しい疑念。それは二組の夫婦を、二人の女と二人の男の危うい関係へと導くのか・・・・。妄想と現実が錯綜する心理サスペンス。監督・脚本は松竹ヌーベルバーグの異才吉田喜重。(101分/白黒/ワイド) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4人工授精による男と女の様々な心理変化の過程を実験的な映像と観念的な言葉で表現した余裕たっぷりの吉田映画。もう逆光の映像が大胆な画面を切り回している。吉田の映画はこの時点で映像的にはほぼ完成していたといえる。なかなか興味深い。 (セント)[投票(1)]
★3松竹ヌーヴェル・ヴァーグの中では珍しく現代にもちゃんと通用する作品です。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3典型的な60年代アバンギャルド映画の中にありながら、吉田喜重流の知性と上品さが漂う良作。しかし、その品の良さが主題との間に一枚バリアを作ってしまい、情念がストレートに伝わってこないところにもどかしさを感じる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3ピンボケ画面。岡田茉莉子木村功が会話しながら画面を覗き込む。見えてるのか?みたいな会話。これは新生児のミタメ画面なのだ。これがアバンタイトル。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3監督は吉田喜重、衣装デザインは森英恵、協力は文学座という当時のインテリたちが作った大手映画会社では通らない野心的な企画という印象。吉田喜重の哲学・美学は全編に渡って貫かれていて余裕ともいえる仕上がりだし、緻密に計算された画面の構図も素晴らしい。['06.5.14DVD] [review] (直人)[投票]
Ratings
5点0人
4点4人****
3点5人*****
2点2人**
1点0人
11人平均 ★3.2(* = 1)

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