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童年往事・時の流れ (1986/台湾)
The Time to Live and the Time to DieTong nien wang shi
[Drama]
製作 | シュ・クオリャン |
監督 | ホウ・シャオシエン |
脚本 | ホウ・シャオシエン / チュー・ティエンウェン |
原作 | チュー・ティエンウェン |
撮影 | リー・ピンビン |
美術 | リン・チョンウェン |
音楽 | ウー・チュチュ |
出演 | ユー・アンシュン / ティエン・ファン / シン・シューフェン / メイ・ファン |
あらすじ | 阿考は1947年に中国広東省で産まれたが、その年に父(ティエン・ファン)は台湾に渡り1年後に家族を呼び寄せた。最初は新山に住んだ一家は阿考が小学1年のときに鳳山に引っ越す。そして阿考は村のガキ大将的存在になって行く。一方で父と祖母(タン・ユーイエン)は大陸に帰れる日が来ることを夢見る。阿考が省立鳳中学に入学した年、父が死ぬ。やがて高校生になった阿考(ユー・アンシュン)は不良仲間と付き合い始め学校から再三の処分を受ける中、母(メイ・ファン)が喉頭癌で死んでいった。そして阿考は憧れの女性、呉素梅(シン・シューフェン)に言われて大学を受験するのだが…。86年ベルリン映画祭国際批評家賞、アジア太平洋映画祭批評家賞受賞。 (けにろん) | [投票] |
風のフィルム。 [review] (バーボンボンバー) | [投票] | |
子供の残酷さ。老人の抱える悲しみ。それはすべての人が人生の中で、味わい、経験していくもの。それを美しい映像で表現したのがこの映画である。 (river) | [投票] | |
アジアならではの湿り気がとても懐かしいです。 (とんとん) | [投票] | |
省略を拒み、直視すべき光景を冷徹に冷静に観客に見据えさせる無骨さと不器用さが、ドラマ性を抑えた静かな画面構成や美しい風景描写と両立している奇跡に驚かねばならない。一方で、見えすぎる眼鏡をかけさせられたようなかすかな不快感も残る。 (ジェリー) | [投票(1)] | |
自分の子供が成長していくさまを見、自分の親が年老いていく姿を目のあたりにしたときに、人間の幼少期と壮年期、そして老年期では流れている時間の速さと意味が違うのだということに私は初めて気付いた。この映画は、その「時間」の重層を見事に捉えている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
竹を割ったように清新な撮影と照明で描かれる人間たちの営み。それらを見つめる視線は厳しくも慈しみに溢れている。幾度となく吹き抜ける風と雨。あらゆる感情がフィルムを流れては消えていく様の美しいこと。傑作。 (赤い戦車) | [投票] | |
移ろい行く季節、流れる時間は常に、穏やかで飾りのないもの。 (モモ★ラッチ) | [投票] | |
どぎついアメリカ映画と比べると、この穏やかさが心地よい。 (丹下左膳) | [投票] | |
少年時代ものというジャンル訴求力に侯孝賢の作家性が未だ拮抗していない感じだ。編年体の叙事性は後の『非情城市』で、叙情性は『恋恋風塵』で透徹した深みに至る。郷愁は堪らなく切ない。ただし思いの丈が過ぎて年代的にあれもこれも入れ込み過ぎた。 (けにろん) | [投票] | |
この映画を理解したいけど理解できない自分が悔しい。 (モン) | [投票] |
Ratings
6人 | ||
17人 | ||
5人 | ||
2人 | ||
0人 | ||
計 | 30人 | 平均 | (* = 1)
POV
四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」 (バーボンボンバー) | [投票(18)] | アジアの片隅で…狂い酒飲み干せば… (けにろん) | [投票(16)] |
「私小説」ならぬ「私映画」(自伝的映画)のススメ (いくけん) | [投票(4)] | 私的中華圏の映画(アクションもの以外) (ハイズ) | [投票(3)] |
愛してる映画 (バーボンボンバー) | [投票(1)] |
Links
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