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遥かなる国の歌 (1962/日)

製作	水の江滝子
監督	野村孝
脚本	若尾徳平 / 池田一朗
撮影	横山実
美術	木村威夫
音楽	伊部晴美
出演	小林旭 / 小高雄二 / 武藤章生 / 沢本忠雄 / 小野良 / 山内賢 / 笹森礼子 / 下絛正巳 / 奈良岡朋子 / 宮城千賀子 / 木島一郎

あらすじ

神戸の三宮。混血の密入国少年トミー福田（山内賢）は、闇の中に響くトランペットに耳を止めた。金は無いがビッグな夢を語るトランペッター山川潤（小林旭）。「必ず有名になるから困った時はオレを訪ねてこいよ」。トミーは潤のその言葉を信じて分かれた。潤はベースの小野（武藤章生）、ドラムの中西（沢本忠雄）、ピアノの前田（小野良）、サックスの庄司（小高雄二）とジャズバンド「山川潤と楽団マッハ」を結成。スカウトにきていた芸能週刊誌の記者京子（笹森礼子）の目に止まり、一流プロダクションからデビューを果たし一躍人気バンドへとのし上った。日活青春アクション。（83分/カラー/シネマスコープ） (ぽんしゅう)

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★4	野村孝の演出は実にスピーディ。特に中盤までは見事なリズムだ。後半はパンニングの多用等技巧にちょっと飽きてくるが、強引過ぎる展開を映画の画面で見せ切ろうという意志に溢れていて清々しい。また小林旭の面構えがいい。まるでジャック・パランスみたいだ。芸能プロの社長を演じる宮城千賀子はこの頃でも綺麗で吃驚。 (ゑぎ)	[投票]
★4	取り立てて、どうと言うことのないプログラムピクチャーながら山川潤（小林旭）という男の、勢いだけで突き進む唐突な行動が、お約束どおりのストーリーに微妙な変化とズレを生み出して妙に魅力的な映画になっていて実に楽しいので、思わず４点献上。 (ぽんしゅう)	[投票]

5点	0人
4点	2人	**
3点	1人	*
2点	0人
1点	0人
計	3人	平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)

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