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埋もれ木 (2005/)

The Buried Forest

[Drama/Fantasy]
製作総指揮佐々木伯 / 鈴木嘉弘
製作小栗康平 / 山本千秋 / 佐藤イサク / 砂岡不二夫
監督小栗康平
脚本佐々木伯 / 小栗康平
撮影寺沼範雄
美術横尾嘉良 / 竹内公一
音楽アルヴォ・ペルト
出演夏蓮 / 登坂紘光 / 浅野忠信 / 坂田明 / 大久保鷹 / 坂本スミ子 / 田中裕子 / 平田満 / 岸部一徳 / 左時枝 / 酒向芳 / 仁科貴 / 中嶋朋子 / 松坂慶子
あらすじ山に囲まれた小さな町。鉄道の路線からはずれ、かつては賑わいを見せていたはずのバスターミナルも廃止され人々からも忘れ去られそうな町。そこに暮らす高校生のまち(夏蓮)は、友達2人と空想物語のリレー遊びを始めた。「ある日、街のペットショップにラクダがやって来た・・・」。やがて彼女たちが紡ぎだす物語が、おんぼろ市場の魚屋さん(坂田明)や豆腐屋さん(大久保鷹)、真っ赤な車を乗り回す陽気な三ちゃん(浅野忠信)、頑固婆さん(坂本スミ子)たちの現実の世界と不思議な調和を織りなし始めるのだった。夢と過去が交錯するファンタジー。小栗康平監督、9年ぶりの第5作。(93分/カラー/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4映画は現実と虚構を行き来する特別な「乗り物」だ。そして我々は、小栗康平が梶を執るその舟に、見事「ノセられる」。 [review] (町田)[投票(3)]
★4解らないのにこころを揺さぶられる [review] (ina)[投票(1)]
★4「じゃあ、またね。」 [review] (リア)[投票(1)]
★4ファンタジー映画としては邦画界で最高峰レベルの作品だろう。独特の映像美、さらには映画でしか成し得ない表現が各所に織り込まれている。感じる映画。感じさせる映画。さすが小栗監督。 (リヤン)[投票]
★4劇場での鑑賞も良いですが個人的には夏の夜に真っ暗な部屋で観るのがベストなのではないかと。不思議な夜を旅するように。この映画、合えば一生もの。 (レディ・スターダスト)[投票]
★4小栗はまさに映像作家であることを再確認。映像と映像の間もりりしいぐらい的確だ。後半は美術が主役といってもいいほどワールドが画面を押し開いてゆく。素晴らしい映画世界。 [review] (セント)[投票]
★3日常の中の距離。それは忽然と現れる遥かなる過去の痕跡や、年に一度おとずれる時間という距離であり、見知らぬ世界から現れた異物が暗示する未知との距離。そして母と息子の間に存在する空間という距離である。その距離の体感こそが日常のファンタジーなのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★3透明感溢れる色彩感覚の映像と、奥行きのある画面。そして魔法であるかのようなCGが鑑賞が進むに連れて観客とシンクロしていく…体の隅々まで染み渡っていくような小栗監督の映像美に心が洗われた。ただ、胸に響く感動は無く、作り方がもったいない気もするのは事実だ。 (牛乳瓶)[投票(1)]
★3うーんよくわからん。クジラの話は『クジラの島の少女』で地底世界は『ナウシカ』っぽい。両方とも女性が未来を担うってお話だけど関係ないか。またいつか見るべし (TOMIMORI)[投票]
★1全員亡霊の演者によって物語られる東山魁夷のマンガ世界 [review] (寒山拾得)[投票]
★1雰囲気で好みが別れる。自分は、入り込めない世界。拒絶されているようにも感じたのは、なぜだろう。 (あちこ)[投票]
Ratings
5点1人*
4点9人*********
3点7人*******
2点1人*
1点3人***
21人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ただ淡々と暮らすことの美しさ (パッチ)[投票(7)]次点の歴史 日本映画篇 (ナム太郎)[投票(7)]
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