★5 | 灼熱の日のもと、復員兵の姿で、延々と街中をコルト銃を探して徘徊する三船敏郎。闇市、浮浪児、夜の女たち、水飲み場、安酒屋、よしず越しの光、「夜来香」、「東京ブギウギー」、(米兵の姿はない。) [review] (いくけん) | [投票(25)] |
★5 | 朴訥なまでに突き進む若者がいる。彼をどこまでも支える玄人がいる。 [review] (kiona) | [投票(10)] |
★5 | 「なに!ピストルをすられた?!」一切の前置きなくいきなり核心に入るオープニングにぐっと心捉まれた。あくまで直情的で一途な村上(三船敏郎)の姿が、暑い暑い戦後の街に映え、最後まで目が離せない。 [review] (緑雨) | [投票(8)] |
★5 | 黒澤嫌いが黒澤に惚れた!!最高作!実はイタリアン・リアリズムであるのだ。アプレゲールのルサンチマン。 [review] (ボイス母) | [投票(7)] |
★5 | アイスキャンデーを勧めるところはデリンジャーでまんまJ・ミリアスがつかってる。東京ロケがすばらしい。 (べーたん) | [投票(6)] |
★4 | あの混乱と貧困の時代は、常に暑さとともに語られてきたような気がする。神の眼を持ち得ず、おのれのコルトを求めて街をさまよう刑事は、蟻のように矮小な存在だった。 [review] (水那岐) | [投票(16)] |
★4 | 主人公がスリの女を執拗に追っかけていき最後に彼女が根負けして白状する。そこで女スリが「こんなに星がきれいだったんだね。何年ぶりだろう。」と夜空の星を見る。この映画はすごい緊張感の連続でとてもスリリングですがこのシーンで主人公も観てる私も一時ほっとしました。 (ina) | [投票(8)] |
★4 | 「撮る」ことは「記録する」ことに他ならない。ストーリーではなく、そこには人とその時代が焼きこまれているのだ。昭和の一時代を写し取った記録映画としても秀逸。 (るぱぱ) | [投票(7)] |
★4 | 貧しく、渇き、喘いでいた戦後の日本。まるで野良犬のように。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★4 | 熱い、ホントに灼熱の様に熱い映画、テレビからこの時代の生命力と言うエネルギーが溢れ出てくる様で、興がノル。 [review] (あき♪) | [投票(6)] |
★4 | 案外現代的な三船の二枚目ぶりが良。戦後の東京のムンムンとした熱気と沸き返るエネルギーに満ちた“東京の平日”by黒澤明。 [review] (G31) | [投票(5)] |
★4 | 実は本作は後に『ゴジラ』を撮る事になる本多猪四郎のデビュー作だったりして…しかも何故かスタントマンとして(笑) [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★4 | 三船敏郎が侍物で成熟する前の時代はむこうみずな感じが出てると思う。それは経験が足りないとも言えるが、美点でもある。 (t3b) | [投票(3)] |
★4 | 気候の暑さ以上に熱い新米刑事村上。彼の執念は何かに憑かれたかの如く疲れを知らない。追うものの焦燥感の裏で垣間見られる戦後混乱期の必死な人々。
[review] (モモ★ラッチ) | [投票(3)] |
★4 | この映画の見所はカッコーワルツです! この音楽の使い方はいろいろな人がマネしてます。特にジョン・ウー。ジョン・ウー本人に確認してみたい。 (すやすや) | [投票(3)] |
★3 | ちっともセクシーでないレビューの踊り子に苦笑しつつもリアリティを感じる。でも特筆すべきはやっぱり「森のピアノ」。それと美しすぎるミフネ。 [review] (カフカのすあま) | [投票(5)] |
★3 | 芝居がかった演出。(05・10・29) [review] (山本美容室) | [投票(4)] |
★3 | 巷間云われるほど優れてよく暑気が撮られた映画だとは思わないが、雑木林がまるでジャングルのように撮られた三船敏郎・木村功対峙シーンと踊り子の楽屋シーンの温度湿度は本物だ。また、三船のアクションの速度感に感心する。終盤までひたすら高め続けた焦燥と不安を爆発させるがごとき犯人追跡ダッシュ。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 終戦後4年という事に何より驚いた。映画の中身より映画の中の風景や雰囲気が興味深かった。 (Zfan) | [投票] |
★3 | 若き日のギラギラした三船敏郎が見れてファンとしては嬉しい。しかし映画自体は見所が無いわけではないが他の黒澤作品と比べると落ちるかな・・・ (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 黒澤の現代劇が苦手な私にとって、この映画は鬼門だ。テレるということを知らない大仰な演出。この世には白と黒しかないかのような勧善懲悪。力感溢れる映像は素晴らしいとも思うが。 (淑) | [投票] |
★2 | まるで予審判事のポルフィーリ主演で描かれた「罪と罰」 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |