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醜聞 (1950/)

Scandal

[Drama]
製作小出孝
監督黒澤明
脚本黒澤明 / 菊島隆三
撮影生方敏夫
美術浜田辰雄
音楽早坂文雄
衣装白石敦子
出演三船敏郎 / 志村喬 / 山口淑子 / 桂木洋子 / 小沢栄太郎 / 千石規子 / 日守新一 / 青山杉作
あらすじ東京郊外の山麓で絵筆をとっていた新進画家・青江(三船敏郎)は、静養に来ていた声楽家・西条(山口淑子)と旅館の部屋で話をしているところを三流雑誌にスッパ抜かれ、雑誌社社長(小沢栄太郎)によって勝手にスキャンダルをでっち上げられてしまった。訴訟で争うことにした青江のもとに、蛭田(志村喬)という弁護士が現れ、「ぜひ弁護をさせてほしい」と申し出る。彼に病気の娘(桂木洋子)がいることを知った青江は弁護を依頼するが、蛭田は雑誌社社長に金を渡され、うまく丸め込まれてしまい…。[104分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(1)]
Comments
全35 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5なんだよ、お星様しか出てこないじゃないかこの映画! [review] (づん)[投票(3)]
★5実際の都知事選スキャンダルを描いた「宴のあと(三島由紀夫著)」を巡る日本初プライバシー裁判に先立つこと10年。黒澤監督はプライバシーをこう考えていた。本作ではプライバシー権そのものよりもこの問題の根底にある弱い人間性を描いています。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(2)]
★4前半部は実に小気味好い話の運びで、あらためて黒澤の実力に惚れ惚れする。プロット展開の主軸が三船敏郎から志村喬に移るあたりから、黒澤らしい小恥ずかしい台詞や絶叫演技が目に付いてきて興醒めとなるが、それでもこの映画は魅力的な細部に溢れている。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
★4松竹の黒澤、メルヘン現代劇を撮る。 [review] (ぱーこ)[投票(3)]
★4生きる』への踏み台。[Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4左ト全のヨッパライが好き。♪蛍の光の曲を聴くたび、あの笑顔を思い出してしまう。 (ゴメズ)[投票(1)]
★4人物を咀嚼しフィルム内の人物と同一化してしまう。これが役者にとってのベストな仕事だろう。だが、脚本に書かれた文字にさらに「何か」を付加させて奥行きを表現してしまう役者もいる。本作の志村喬はまたしてもソレを魅せてくれる。 [review] (sawa:38)[投票]
★4あまりにも泥臭い世界観とあまりにも青臭い語り口。そのアンバランスさを受け入れられるかどうかが評価の分かれ目か。 [review] (れーじ)[投票]
★4このテーマ、何と早くに取り上げているのだろう。そして、珍しくファンタジーっぽい甘さがある。 (タモリ)[投票]
★3桂木洋子登場以前は第一級の黒澤コメディ。それ以降も笑える細部がちりばめられてはいるが、このような状況を設定しておきながらコメディを貫かないというのは演出家の勘を疑わざるをえない。しかし、やはり超然として無垢な三船敏郎に爆笑&感動する。「青江さん!」「違います。サンタクロースです!」て。 [review] (3819695)[投票(3)]
★3なんとまあ青臭い。志村喬が演じる弁護士の造形があまりにステレオタイプで、その点が興を削ぐ。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3クロサワの露文フェチの極み。王冠つけた桂木洋子の可愛さは映画史上屈指。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3志村喬は弁護士の風上にもおけぬ卑劣漢であった。その彼がまっとうな仕事への就業者として立ち直るには、あれほどの犠牲が必要だったのか。悪と知りつつ行動した志村の罪は、いかにヒューマニスト黒澤といえど弁護には苦しいところだったのではあるまいか。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★3純真無垢な桂木洋子の存在がなんとも気恥ずかしく、だが彼女のような存在を勇気をもって描く黒澤明の幼稚なロマンのおかげでオレは救われた。 (ペンクロフ)[投票(2)]
★3原発、醜聞、性病、末期癌。戦後日本人が、50年、60年を経ても、恐らく克服出来ないであろう(そして事実、克服できなかった)問題だけを敢えて選択し、そこに一抹の希望を見出そうと云うポリシー。それこそが黒澤の人気の秘訣なのだろう。納得させられた。 [review] (町田)[投票(1)]
★3裏『生きる』渡辺とも言える蛭田の役所はそれなりに魅力的も、蛭田の葛藤にドラマがシフトしていくまでが散漫に思えた。マスコミを揶揄しながら、三船にワイドショー会見でタレント演じさせたラストも疑問だし、ミクロなテーマをマクロな批判に昇華出来ていない。 (kiona)[投票(1)]
★3争点のすり換えでは? [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(1)]
★3娘さん、キレイだ。72/100 (たろ)[投票]
★3志村喬と三船敏郎の食い合いでは、本作は明らかに志村喬に軍配があがります。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2志村演じる弁護士は誠実に描かれているが、作品が取り上げた問題に対して全く責任を持って描こうとしていないような不誠実さ満載。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★2画家と声楽家を原告に置くことによりことさら芸術家=純粋が強調され、弁護士(志村喬)と原告(三船敏朗)や被告(小沢栄太郎)、さらに弁護士と娘の関係に生身の人間臭さが感じられないため、この作品のヒューマニズムは浮ついて見える。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★2エネルギーが発散の場を与えられないで身もだえしているような青臭い作品。感情の持って行き場がなく、見ていて肩が凝ってくる。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点25人*************************
3点37人*************************************
2点8人********
1点1人*
78人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
こんな英題で出ています(黒澤篇) (AKINDO)[投票(27)]偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん)[投票(9)]
キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ!  (ぽんしゅう)[投票(7)]むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
再考&最高 クロサワ映画 (chokobo)[投票(4)]志村喬この6本 (熱田海之)[投票]
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