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ある脅迫 (1960/)

[Thriller]
監督蔵原惟繕
脚本川瀬治
原作多岐川恭
撮影山崎善弘
美術千葉一彦
音楽佐藤勝
出演金子信雄 / 西村晃 / 白木マリ / 浜村純 / 小園蓉子 / 草薙幸二郎
あらすじ北陸のとある地方銀行の庶務係、中池又吉・(西村晃)は中学時代の同級生である滝田恭助・(金子信雄)に出世の先を越され、滝田の栄転祝賀会では隅っこで雑用に勤しんでいた。実は滝田は妻の久美子・(小園蓉子)が頭取の娘だから栄転できたのだが、久美子はかつて中池の恋人であったのを奪ったのである。しかし順風満帆に見える滝田は熊木伸二・(草薙幸二郎)というヤクザに弱みを握られ「300万を用意しろ」と脅迫されていた。それは中池に起死回生の逆転劇をもたらすことになる。[日活/モノクロ・スコープ/66分] (TOMIMORI)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5主演2人の憎たらしいほどの巧さ、モノクロ映像のスタイリッシュさ、二転三転する展開のスリリングさ・・・65分という短い尺の中に、映画の面白さがぎっしり詰まっている。 (太陽と戦慄)[投票]
★4金子が長考する不思議な間が受け手を彼の内面から引き剝がしてしまう。後世の類型からずれる、苦悩する金子の造形は把握しがたい。曖昧な人間像はだからこそ西村と飲んで白木マリと寝て浜村純を襲う夜の工程をこなし、精力が狭い直江津の地誌と化す。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★4清張の傑作短編に勝るとも劣らない見事な心理サスペンス。 グダグダ引っ張らずスパっと1時間に収めたことも評価できる。 (TOMIMORI)[投票]
★3小粒ながら見所の多いサスペンスだ。まず冒頭タイトルバックの汽車とトンネルの扱いで既に傑作を予感させる。クレジット後、歩く男の足から始まるというのも常套ながらいい出だしだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3ミステリにありがちなダラダラとしている部分がなく、ストレートでわかりやすく、かつ面白い・・・・んだけど、できればもう少し興奮したい。 (あちこ)[投票]
★3短い中で情念がギュッと濃縮していて観応えがあるが、西村 晃といい(出てないが佐藤 慶といい)、こういう力ない役より圧倒的なワルモノの方が面白い。 (死ぬまでシネマ)[投票]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点7人*******
2点0人
1点0人
12人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ある何か ()[投票(4)]
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