ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
揺れる大地 海の挿話 (1948/伊)
La Terra Trema: Episodio del MareThe Earth Trembles
[Drama]
製作 | サルヴォ・ダンジェロ |
監督 | ルキノ・ヴィスコンティ |
脚本 | ルキノ・ヴィスコンティ / マリオ・ピスー |
原案 | ジョヴァンニ・ヴェルガ |
撮影 | G・R・アルド |
音楽 | ウィリー・フェレーロ |
出演 | アントニオ・ピエトランジェリ |
あらすじ | 原作は、ヴェルガの「マラヴォーリア家の人々」だが、ロケ地アチ・トレッツァの人々を出演者にシナリオなしでこの映画は作られた。漁夫のアントニオは魚の卸売り商に搾取される生活に嫌気がさし、自立して漁業を営もうとした。そのために彼は自分の家を抵当に入れ、漁業はうまく行ったが、ある日嵐のため船がだめになってしまった。彼の希望はすべて挫折し、卸売り商たちの嘲りを受けながら、彼は家族と一緒に家を出る。後期のビスコンティの作風は全くないが、イタリアのネオリアリズム映画の最高峰と呼ばれた。 (ALPACA) | [投票] |
貧しさの中で人を輝かせるもの。 [review] (たわば) | [投票(2)] | |
ここから始めるしかないのだ、という圧倒的なリアル [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
2時間半の中に困難と貧困をひたすら救い無く描きこむという、逃げも隠れも出来ないテーマに取り組んで、雄渾かつ格調の高い画力をもって成功した作品。長男らしい長男と長女らしい長女の崇高な顔つきが、人の尊厳の根源を示す。そしてなんと素晴らしい構図! (ジェリー) | [投票(2)] | |
煎じ詰めれば家族一族の話で、この流れは『若者のすべて』経由で『山猫』で結実する。資本家に搾取される労働者よ立ち上がれの威勢は凄まじいが流転した挙句に没落身上のヴィスコンティの本質が表出。アルド撮影が神懸かり的で早朝の海は神話的だ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
ゴツゴツした岩の上でやるか。叩きつける漁村の現実。 (黒魔羅) | [投票(1)] | |
ドキュメンタリーを装うドラマ?と驚くも、このリアリズムへの拘りは監督の名前抜きでも驚き。そしてこの下地あっての貴族描写かあ。と勝手に感心。 (ALPACA) | [投票(1)] | |
あるいはそれが親の金を使って共産党活動をしているというヴィスコンティ自らの姿を反省して描こうとしているのかもしれません。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
観ていて苦痛を感じるほどの重さ、後味の悪さ。でも到底無視できないのがまた辛い。 (くたー) | [投票] |
Ratings
2人 | ||
9人 | ||
6人 | ||
0人 | ||
0人 | ||
計 | 17人 | 平均 | (* = 1)
POV
キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得) | [投票(10)] | ヴィスコンティとフェリーニ (モモ★ラッチ) | [投票(10)] |
バイブル (けにろん) | [投票(8)] |
Links
IMDB | The Internet Movie Database |
検索「揺れる大地 海の挿話」 | [Google|Yahoo!(J)|goo] |
検索「The Earth Trembles」 | [Google|Yahoo!] |