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(1985/)

[Drama/War/Action]
製作古川勝巳 / セルジュ・シルベルマン / 原正人
監督黒澤明
脚本黒澤明 / 小国英雄 / 井手雅人
撮影斎藤孝雄 / 上田正治 / 中井朝一
美術村木与四郎 / 村木忍
音楽武満徹
衣装ワダ・エミ
出演仲代達矢 / 寺尾聰 / 根津甚八 / 隆大介 / 原田美枝子 / ピーター / 井川比佐志 / 宮崎美子 / 野村武司 / 音羽久米子 / 南條玲子 / 東郷晴子 / 児玉謙次 / 伊藤敏八 / 加藤和夫 / 加藤武 / 田崎潤 / 植木等 / 油井昌由樹 / 頭師佳孝 / 頭師孝雄
あらすじ 隠退を控えた戦国武将の一文字秀虎(仲代達矢)。跡目を三人の息子に譲り、三人で仲良くこの国を治めるようにと言い置くが、三男三郎がその言葉に反発する。怒った秀虎は彼を勘当し、兄二人に国を継がせる。だが、父の願い虚しく二人は相争い、自らも正気を失う秀虎。彷徨う彼の見たものとは。 (甘崎庵)[投票]
Comments
全84 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5数多の悲劇のその果てに待つ圧倒的無常感。ここまで来てしまうと他の日本映画とは志が違いすぎて、比較のしようがない。黒澤明が『』で到達した境地まで、今後の日本映画は永久に辿り着けないのではなかろうか。 (ペンクロフ)[投票(8)]
★5これを映画という言葉だけで呼ぶことはできない。確固とした映画的土台の上に、他芸術の詩法を貪欲に吸収して築かれた巨大な総合芸術。クロースアップをほとんど使用しない演劇的手法に、今更ながら監督の技量の奥深さを見せつけられる。巨匠のカメラの前には、役者が表情の演技をする必要すらない。 (mal)[投票(6)]
★5様式化された映像美。尚かつ心に突き刺さる人間ドラマ。何なんだこの監督は。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(4)]
★4まず最初に書かなければならないのは「これは原田美枝子の映画だ」ということだ。決して仲代達矢の映画ではなく原田美枝子の映画として忘れられないだろう。黒澤時代劇の中では『蜘蛛巣城』の山田五十鈴と並ぶ悪女役だ。 [review] (ゑぎ)[投票(10)]
★4リア王』の翻案が、なぜ『蜘蛛巣城』に。後者が『マクベス』そのものよりも秀逸だっただけに残念。原田美枝子山田五十鈴の通俗的なコピーにしか見えない。そもそも、三姉妹を三兄弟にしたときからボタンのかけ違いは始まっていたのでは。 [review] (かける)[投票(8)]
★4黒澤明は物凄く太い筆を持っていたにも関わらず、80年代の日本は小さな半紙しか用意出来なかった。この差は埋まらないまま残る。永遠に。 [review] (荒馬大介)[投票(5)]
★4ピラミッドや万里の長城と並ぶ世界遺産的映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★4初めて見たクロサワ。暴力や狂気を美しく撮りあげてあることに驚き、その美しさに感動した。なんでこんなものがロマンチックに見えるのかと驚き、父と初めて映画の話をした。ちょっとオトナになった気がした。 (tredair)[投票(3)]
★44.5点。堂々たる巨匠の技。見事すぎて魅せられるしかない映像美・演出だった。しかし最後だけちょっとくどい箇所がある。 [review] (苦悩鮨)[投票(2)]
★4悲劇に青空は合うのか? [review] (地平線のドーリア)[投票(2)]
★3神様にまで能動的に這い上がっていた黒澤明が神棚というディレクターチェアで魔法の杖を振りかざして撮った映画。黒澤明の才能が城と共に燃え尽きたといっても過言ではない。 [review] (ジャイアント白田)[投票(4)]
★3初期の黒澤映画は演劇というか芝居の支配に無自覚だったが、年を取り多くを把握するにつれ、芝居の支配を意識し、嫌うようになってしまった。芝居への意識と反発のため、変に原作を弄繰り回しては混濁して行ったように映るのだ。 (kiona)[投票(4)]
★3俳優の技量のバラバラ感が酷過ぎる。仲代らしい大芝居はそれ自体は立派なのだがつり合った脇役が不在なのだ。当時クロサワがさんざ嘆いていた邦画の貧困とは予算でもスタッフでもなく、俳優の不在だと自作で晒している。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★3使い方は間違っているかも知れませんが、ニュアンスとして「仏造って魂入れず」といった印象。 [review] (づん)[投票(3)]
★3役者がいない。 (G31)[投票(3)]
★3マズルフラッシュがすんごい綺麗。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(3)]
★3映像美は認める。しかし「太郎・次郎・三郎」「黄色に1本線・赤に2本線・青に3本線」といった判別しやすさが安直。それに富士山麓の砂地に城を建てるという考証無視が嫌い。戦国ものが好きなだけに厳しく評価。 (アルシュ)[投票(3)]
★3圧倒的なスケール感のもと、人物を名称や色彩によって記号化し、人間の欲や業を視覚的にあぶり出すという企てだろうが、その物量は時代遅れのハリウッド大作のようで古臭い。終盤の「神も仏も」の迷解説も老いてますます説教臭い。救いは原田美枝子と井川比佐志。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3こんなにも大勢の役者が出ているのにこの寒々しさはいったいなんだ。かつての作品との決定的な違いは緊張感と息苦しさで形成された空気の密度。緩い空気が全編を覆い、役者間の意識の伝達力はスカスカである。これが大作という意識に占領されてしまった結果なら、邦画界にも罪はある。 (tkcrows)[投票(2)]
★2ああ、折角の城が生きてない・・・。人物描写も浅い・・・。馬はきれいなんですけどね。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(7)]
★2 幸か不幸か物心ついて観た初めての黒澤明監督の映画。これが悪影響を及ぼしたらしく、人が言うほどたいした監督ではないと思い続けていました。 [review] (甘崎庵)[投票(6)]
★2「悩乱」も「戦乱」もあるが、肝心要の「混乱(カオス)」が無い。混ざり合わないそれぞれの悲劇たち。 [review] (町田)[投票(4)]
★13回見たが、3回とも中断して寝てしまった。 (直人)[投票]
Ratings
5点39人*************
4点126人******************************************
3点150人**************************************************
2点41人*************..
1点6人**
362人平均 ★3.4(* = 3)

[この映画が好きな人]

POV
地平線に舞い降りる一枚の「ことのは」 (muffler&silencer[消音装置])[投票(40)]こんな英題で出ています(黒澤篇) (AKINDO)[投票(27)]
映画で俯瞰(ふかん)する世界史・人類史  (いくけん)[投票(17)]読んでから見るか、見てから読むか。 (シーチキン)[投票(14)]
タイム誌が選んだ年間ベスト10(80−90年代) (AKINDO)[投票(7)]非告白的女優論;クロスオーバー70’ (けにろん)[投票(6)]
映画芸術ワーストワン一覧 (寒山拾得)[投票(4)]馬が印象的な作品 (スパルタのキツネ)[投票(4)]
再考&最高 クロサワ映画 (chokobo)[投票(4)]私の好きな歴史映画 (ルクレ)[投票(2)]
世界のクロサワ、私の黒澤 (Ryu-Zen)[投票(2)]『マトリックス』後のウォシャウスキー兄弟を予想してみました。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
愛すべき悪役たち (紅麗)[投票(1)]
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