★5 | 子供の目にありのままの形で写る、オトナたちの日常の様々な営みが、いかにオカシくって不条理でシュールであったりするか。「オトナの見る絵本」はそんなことを苦味を加えて教えてくれる。 [review] (くたー) | [投票(10)] |
★5 | 映画はサイレントの時点で既に頂点に到達していたのではないかと思わせる、豊かな豊かな時間の映画。一両編成の列車が何度も画面を横切り、その度毎に映画におけるリアリズムのあり方を私に突きつける。 [review] (ゑぎ) | [投票(8)] |
★5 | 子どもが見る夢は、いつの時代もビタースウィート。[ラピュタ阿佐ヶ谷/無声] [review] (Yasu) | [投票(7)] |
★5 | 本人たちにとっては大問題でも客観的に見れば日常生活の些事に過ぎない事柄を描きながら、「人生の真理」とまで呼んでしまいたくなる何ものかを観客に感取させてしまう作劇術は、すでにここにおいて完成している。ああ、それにしても列車を登場させないと気が済まない小津! [review] (3819695) | [投票(6)] |
★5 | 描かれているのは子供だ、と初回見たときには思った。今回見たときは少し違った。 [review] (ジェリー) | [投票(5)] |
★5 | 焼跡の残滓も生々しく先行真っ暗な戦後不況真っ直中の日本でも、子供は純粋且つ強靱であり女房は優しく包容力があった。信じ難い理想郷を見たという驚きに充ちた驚愕の90分間。緩やかに移動するロングショットでさえ制度内の小津神話を覆して余りある。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 教室の掛け軸は「爆弾三勇士」 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★5 | お父ちゃんはいつだって偉かった。 [review] (Alcoholic) | [投票(2)] |
★5 | 初めて退屈しないで観れたサイレント映画でした。音が無いのに、こんなに画面が語ってるなんて! (マッツァ) | [投票(2)] |
★4 | 『一人息子』もそうなんだけど、小津の戦前の作品に出る妻像は紋切り型だ。実際こういう女性が多かったんだと思うけど。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★4 | 言葉どころか、音楽も全くない、本当のサイレント映画。にもかかわらず、こんなにも賑やかで、パワフルな子供達。この子たちが、その後の激動日本を経験するのかと思うと、複雑な気持ちになる。 (地球発) | [投票(3)] |
★4 | 大人には大人同士の、子供には子供同士のヒエラルキーや人間関係がある。そこに親と子という縦軸を通すと関係性は複層的になる。ましてや親は嘗ては子供だったし、子はいずれ大人になるのである。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | ジャパニーズ・ネオ・リアリズムここにあり。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 子供たちの見せる豊かな表情とユーモラスな一挙手一投足に釘付けになる。映画において「自然」ということなどに意味はなく、音のない虚構の中にこれだけ密な人間関係の構図を再現してしまう、「演技を付ける」という行為の重要さを改めて認識させられた。
(ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | ひよひよ笑って、ちくちく運針するしか能のない母親。ホントにダンナと子どもを想っているのか?! [review] (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★4 | 小津監督って本当意地悪な人だなぁと思う。 [review] (づん) | [投票(1)] |
★4 | シマウマはボールペンだろう。 [review] (torinoshield) | [投票(1)] |
★4 | 戦前の父親像としては少し弱々しい気もするが・・・。子供達は実によく撮れている。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★3 | ☆松: 塩味のおにぎりというより、甘いもしょっぱいも、苦いも酸っぱいも含んだよな作品だったかなぁ?(^^ゞ
[review] (fufu) | [投票(1)] |
★3 | 音がまったく無いってのは、今の時代には辛いですな。自分の未熟さを痛感しました。最後の方には引きこまれてたけど。『お早よう』に通ずる気がします。 (直人) | [投票(1)] |
★3 | ひ弱そうな父さんがよい。子供たちはきっと父さんの背を見て逞しく育ってくれるだろう。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |