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花よりもなほ (2005/)

[Drama/Comedy/Action]
製作久松猛朗
監督是枝裕和
脚本是枝裕和
原案是枝裕和
撮影山崎裕
美術磯見俊裕 / 馬場正男
音楽タブラトゥーラ
衣装黒澤和子
出演岡田准一 / 宮沢りえ / 古田新太 / 浅野忠信 / 香川照之 / 國村隼 / 原田芳雄 / 中村嘉葎雄 / 田畑智子 / 夏川結衣 / 石橋蓮司 / 上島竜兵 / 木村祐一 / 千原靖史 / 加瀬亮 / 平泉成 / 絵沢萌子 / 寺島進
あらすじ将軍綱吉の時代。江戸のとある貧乏長屋では、侍・青木宗左衛門(岡田准一)が近在の子供を集めて寺子屋を開いていた。そんな暮らしをしているのも、父の仇である金沢十兵衛(浅野忠信)を討って本懐を遂げるまでは、晴れて郷里の土を踏めないからだ。そんな彼の唯一の心の慰めは、向かいの美貌の寡婦・おさえ(宮沢りえ)だったが、彼女の息子に剣術を教えてほしいと頼まれ、その挙句に長屋のそで吉(加瀬亮)に見事に負かされ、剣術の才がないことを暴露されてしまった。折も折、主君の仇討ちを狙う赤穂浪士たちは長屋に潜伏し、宗左衛門が吉良の密偵ではないかと身辺を探るのであったが…。〔127分/カラー/ヴィスタサイズ〕 (水那岐)[投票]
Comments
全29 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5時代劇である必然性。 [review] (づん)[投票(4)]
★5デビュー作以来、ドキュメントタッチの作風だった是枝裕和が、“エンターテイメント時代劇”を撮るというので、「出来るのか?」と不安だったが、なんともほのぼのとした暖かい時代劇に仕上がってる事に、まず驚いた。['06.6.9MOVIX京都] [review] (直人)[投票(1)]
★4是枝の「9・11」 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4素晴らしい部分を指摘しながらあえて2点にしようか、それとも不満を書き連ねてから4点をつけようか散々迷ったあげく・・・。そんな嫌味なことを考えてしまうのは、ひとえに是枝に対する過度の期待のせいであり、もう一度素直な気持ちに戻ってみれば・・・・ [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4ちょっとカッコつけてしまっているなという印象もあります。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★4仇討ちという「英雄」による復讐の物語を劇中で敢えて演じることで、ヒーローや悪者は想像上のもので現実世界にはそんなものはいないんだよと優しく語りかける。そうした語りを敢えて虚構性の強い時代劇でおこなう。しかし、相変わらずの卓越した演出による子役の自然な演技で、この虚構は現実世界と地続きだということを意識させる。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★4良い循環が適当な緩さで描かれた良質の娯楽映画 (イスマエル)[投票]
★4是枝監督ってやさしい人なんだと思う。 (kenichi)[投票]
★3いわゆる「時代小説」と「歴史小説」というものがあり、映画に置き換えてみれば本作は「時代映画」に属するのだろう。そしてその差は現代劇に置き換えられるかどうかであり、自分には本作は江戸時代を舞台としてメッセージを叫ぶには不似合いな凡作と映った。 [review] (水那岐)[投票(5)]
★3デビュー作から6作とも直球勝負に出ていた是枝裕和監督が、時代劇人情コメディーという敢えて不得手と思われる分野に打って出た作品、なのだろうが、映像のクリアさ、俳優の演技は認めるものの肝心の僕の心に触れる何かが全くなかったのも事実。 [review] (セント)[投票(4)]
★3是枝裕和も一度時代劇を撮ってみたかったのだろう。新鮮味に欠けたのが一番残念だったが、長屋のセットなどで細かな丁寧さを見せ、ゆるい雰囲気の中、暖かい物語を紡いだ佳作ではある。(2006.06.03.) [review] (Keita)[投票(3)]
★3吉本興業が時代劇を作ったのかいな・・・?と誤解しそうな作品。 [review] (RED DANCER)[投票(2)]
★3芯が無い。切れも無い。ついでに音楽のセンスも無い。ディテールへの耽溺が、まるで「照れ」か「言い訳」のように見える。 [review] (ぐるぐる)[投票(1)]
★3子供に向ける暖かい視線はいいけど、大人たちがあまりに生ヌルすぎる。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★3起伏なし。周囲の賑やかしがやりすぎで、主人公がまったく目立たない。その影響なのか、主人公の敵討ちへの執念がこちら側に伝わってこないため、終盤の展開が胸に突き刺さらない。一人ひとりは実に良い演技をしていることもあり、噛み合わせが悪かったのだとは思うけれど。 (tkcrows)[投票(1)]
★3過ぎたるはなほ・・・ [review] (kazya-f)[投票(1)]
★3ぬるい。あま〜い。それが心地よくもあるが。上島竜兵が木村祐一を諭すところが好き。現実は逆であろう分だけ尚更。 (らーふる当番)[投票(1)]
★3演劇人たちの過剰な芝居と芸人たちの浮いてる芝居がこの作品に於いてはうまく融合されていて、それぞれちょっとずつ違う個性をうまく表現できていて良い。それと美術がとにかく素晴らしい。汚くて傾いた長屋をこれほどまでに再現できるとは。 (ダリア)[投票]
★33点か4点かで迷ったが、役者陣の良さで4点。タブラトゥーラの音楽も意外性があって効果的だったと思う。 (赤い戦車)[投票]
★3温かくて良い話なんだけど、是枝裕和じゃなくても撮れる作品だと思う。 [review] (パグのしっぽ)[投票]
★2空振りの長屋ものとして『どですかでん』と酷似した印象。良心的な主題だが伝わってこない。俳優の演技が立ち過ぎで空騒ぎの演劇のようで抑揚がなく、何よりギャグが詰まらない。 (寒山拾得)[投票(1)]
★2このテーマを撮るのに「ちょんまげ」である必要は非常に分かり易かったが、なぜ主人公が「弱い」必要があったのかは謎だ。 (オメガ)[投票(1)]
Ratings
5点6人******
4点18人******************
3点39人***************************************
2点5人*****
1点0人
68人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄 (ぽんしゅう)[投票(11)]遅かりし由良助! (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
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