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秋日和 (1960/)

Late Autumn

[Drama]
製作山内静夫
監督小津安二郎
脚本小津安二郎 / 野田高梧
原作里見とん
撮影厚田雄春
美術浜田辰雄
音楽斎藤高順
衣装杉山利和 / 森英恵
出演原節子 / 司葉子 / 岡田茉莉子 / 佐田啓二 / 笠智衆 / 佐分利信
あらすじ美しい娘(司葉子)の結婚話が、だんだん、夫に先立たれて7年になる母(原節子)のほうにうつってくる。死んだ夫の古くからの友人たちがお見合い話を持ってこようと奮闘する。友への友情、母への愛、娘への愛、そして夫への愛・・・愛にあふれた小津安二郎晩年の傑作。 (バーボンボンバー)[投票]
Comments
全40 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5監督ご本人も「『晩春』のよう」と指摘している映画であるが、ここでは娘の怒りの矛先を親だけに向けさせてはいない。二人の娘をここでは用意し、一人は親に、もう一人は親子を取り巻く社会(小さいがそれは社会だ)と対決させているところがこの映画のオリジナリティ。 [review] (ジェリー)[投票(7)]
★5初の小津組ながら、名だたる常連俳優達を、まさに寿司を頬張るかのごとく一気食いしてしまった岡田茉莉子の弾けんばかりの魅力。これを観ると「4番バッターは杉村さんだが、1番バッターはお嬢さんだな」と語った小津の思いがよく分かる。 [review] (ナム太郎)[投票(7)]
★5デジタル修復版にて再鑑賞。『晩春』の換骨奪胎と言い切ってしまってよいと思うが、『晩春』のゴツゴツ感と比べると数段洗練されている。どっちも魅力的なのだが。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★5小津安二郎監督作品の最高傑作と呼びたいです。「痒いところにはメンソレータム」で大笑いしてしまいました。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★5仕事しないでメシばっか食ってて20代女性を「〜ちゃん」呼ばわりしても嫌われないナイスミドル3人衆のような人は今や野村前阪神監督だけになっちまった。あ、いや野村は仕事してるな。そこだけ訂正。 [review] (torinoshield)[投票(2)]
★4晩春』の父娘の関係は依存と庇護だが、この母娘は信頼と連帯。だから結末に「晩春」ほどの切羽詰った愛惜を感じない。それより喜劇として評価したい。元気ねえちゃん(岡田茉莉子)に殴り込みをかけられたオジサントリオの狼狽ぶりは最高に可笑しい。 (ぽんしゅう)[投票(8)]
★4原節子って「清純」って言われてるが、そう見えないんだよね。むしろ気が強くてふてぶてしそうに見える。でも、かつて嫁ぐ役を演じてた原節子が、娘を嫁がせて寂しさに涙するなんて役を演じてる姿は、感慨深くて何とも言えない。上手いなぁ。 [review] (直人)[投票(6)]
★4冠婚葬祭と遊びと飲食こそ小津映画のすべて。嬉々として縁談ごっこに興じる中年男女の助平とニヒリズム。対照的に、慎ましく生気に満ちた娘たち。寒色・暖色入り混じる秋の景色。 ()[投票(4)]
★4これは母娘の物語というより3バカトリオの間宮(佐分利信)、平山(北竜二)、田口(中村伸郎)を笑うコメディ。母娘パートはむしろオマケかも知れない。 [review] (立秋)[投票(3)]
★4私は女性だからだろうか、『晩春』より胸に迫ってくるものがあった。娘を嫁に出す母。自分の淋しさを押し殺して、娘の幸せを願う。「父と娘」の関係とはまた違う、言葉では表わせない気持ちがここにある。 [review] (青山実花)[投票(3)]
★4日常の中に迫り来る変化。 (それにしてもなんだか、妙に楽しいピクニックシーンでした。) [review] (ちわわ)[投票(3)]
★4時代の風景。家族の風景。日本の風景。寒さの厳しい冬でも、クソ暑い夏でもなく、小津作品は秋に観るのがぴったりだなあ。 [review] (G31)[投票(3)]
★4…をそれぞれに戦い抜いた母と娘の物語。 [review] (kiona)[投票(3)]
★4それにしても佐分利信は貫禄があるなあ。日本一貧乏人の役が似合わない俳優は彼で決まりじゃないでしょうか。 (イリューダ)[投票(3)]
★4晩春』から10年の歳月を経て一巡した原節子の役回りが物語構造と同期した侘びしさが胸を打つ。3人組サラリーマン親爺のコンビネーションと岡田茉莉子の艶も完璧な配合度合いだが、結局の枯淡世界へと回帰する小津の終着点で集大成。 (けにろん)[投票(3)]
★4小津のカラー作品全てに云えることだが、この映画も批判するべき点が見つからない。恐るべき完成度だ。ほとんどSFの域に達したオフィス空間、目に鮮やかなハイキングシーンの緑。端正かつ異様な画面が続く中、岡田茉莉子の魅力が炸裂する。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4原節子は、『晩春』の娘役で見せた存在感を、今度は母親役としての威厳と包容力として見せている。本作の孕む幾つもの「反復」の中で、これこそ最も感動的なものかもしれない。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3小津のおふざけ映画。幼稚っぽい大人たちの騒動がストーリーになっているが、感心しない。 (セント)[投票(1)]
★3晩春』の母と娘バージョンなんだけど・・・コミカルで面白かったが、やや親爺達が目立ち過ぎかな・・・司葉子とは認識できなかった・・・ (RED DANCER)[投票]
★3原節子が少しさみしく見える。 (buzz)[投票]
★2母娘二人の美しく、世話焼きオッサン三人組の見苦しいこと。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(3)]
Ratings
5点21人*********************
4点55人*******************************************************
3点21人*********************
2点2人**
1点0人
99人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
映画で日本の旅をする (TOBBY)[投票(11)]おお、今日(8月16日)はキングの命日ではないか…。 (tredair)[投票(4)]
小津安二郎[投票(2)]団地が育んだ精神性のありさま (ボイス母)[投票(1)]
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