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楽日 (2003/台湾)
Bu sanGood Bye, Dragon Innさらば、龍門客棧
[Drama]
製作 | リァン・ホンチー |
監督 | ツァイ・ミンリャン |
脚本 | ツァイ・ミンリャン |
撮影 | リャオ・ペンロン |
美術 | ルー・リーチン |
衣装 | スン・ホイメイ |
出演 | チェン・シアンチー / リー・カンシェン / 三田村恭伸 / ミャオ・ティエン / シー・チュン / ヤン・クイメイ / チェン・チャオロン |
あらすじ | かつては熱気に溢れた数百人は収容できそうな大映画館も、今はすっかり老朽化し客も数人だけだ。上映されているのは傑作活劇『血闘竜門の宿』。スクリーンを凝視する初老の男や幼い少年もいれば、マナーの悪いカップルやパートナーを求め客席を徘徊する男たちもいる。受付係の女(チェン・シアンチー)は、不自由な足を引きずり雑用をこなしながら巨大な館内を巡り、映写技師の男(リー・カンシェン)は、くわえタバコで黙々と仕事をこなす。やむことのない土砂降りの雨の中、過去の栄光を漂わせながらひっそりと閉館を迎える映画館を舞台に、いつか見た映画への賛歌と切ない恋の物語が静かに静かに歌われる。(82分/カラー/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう) | [投票] |
大変なものを見てしまった気がする。物理的に外から隔てられた内側という空間。見つめ続けるという行為と、そのとき聞こえてくる音。怪しく闇に蠢く人間たち。深い思いと届かぬ願い。そんな「映画」の本質のようなものが確かにこの作品には映っていた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] | |
70〜80年代の斜陽期、日本でも場末の映画館はスラムであり、迷宮であった。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
映画とは畢竟スクリーン上の光と影に過ぎないのであって、圧倒的な夜と雨、そして建造物としての映画館の現存ぶりが端的に光と影によって綴られたこの作品は、その意味でまさしく映画以外のなにものでもない。 (3819695) | [投票(1)] | |
面白い。終始くすぐられて面白く見る。まず、映画館の映画である、つまり、紛れもなく主役は映画館という建物である、ということがいい。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
よくもまあこんな映画を成立させたもんだ。ツァイ・ミンリャンの度胸には恐れ入る。 (赤い戦車) | [投票] | |
映画の中の映画の哀愁。それだけで80分見せるツァイ・ミンリャンああ (SUM) | [投票] | |
固定したフレームが塗り重ねる光学の水紋と波。仮象のような情報の滞水層が被膜するのは汎性愛的な神経戦の傷ましいアクアリウム。 (disjunctive) | [投票] | |
ミンリャンの作品はそんなに見ているわけではないが、気になる作家である。台湾の作家でも風変わりなのである。一番そういう意味では前衛っぽいのかもしれない。 [review] (セント) | [投票] | |
まるで迷路のような大劇場の内部に巣食う様々な人間模様。あなたもチェン・シアンチーとともにそれを目撃せよ。[ユーロスペース1] (Yasu) | [投票] |
Ratings
3人 | ||
9人 | ||
7人 | ||
1人 | ||
0人 | ||
計 | 20人 | 平均 | (* = 1)
POV
就職先、映画業界とりあえず希望 (ぽんしゅう) | [投票(12)] | アジア的遊撃者 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
Links
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