★5 | 観る人によって評価が全然変わってしまうのが夢の描写でしょう。それ考えてるだけでなんか楽しくなってきます。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★5 | 何でもアリなアニメの舞台が何でもアリな夢の世界。アリアリになると訳がわからなくなってしまいそうなのに、しっかりとした科学批判とヲタ妄想への風刺が利いた着地点を設けることで安心して観終えることができた。技術だけに走りがちな最近のアニメの中では優秀作。観念だけで物語を作るのはやめにしようや。ドラえもんや本作を見習え。 (IN4MATION) | [投票(3)] |
★4 | 夢がゴッタ煮なフィギュア等の物で代替されるところに限界を感じ、刑事のトラウマは余りに青く、終盤のカタストロフも10分短い。しかし、間断しない目眩く展開には矢張り魅了される。そして、魅惑的なパプリカに代替された千葉の心根は俺ら親爺には切ない。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | これは実写じゃ無理だろう、とでも言いたいかのような(意地で造ったとも思える)描写がてんこ盛り。ただ、イマジネーションの凄さに圧倒されつつも、内容的にはいたってシンプル。そのバランスがどうにも悪い印象。終盤の今氏の作品ポスターが並んでいるのを観ると、これが集大成ですと言っているかのよう。才能だけは溢れている人なだけに本当の遺作になってしまったのは残念無念。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★4 | あえて難解にしなかった、と思いたい。 [review] (HAL9000) | [投票(2)] |
★4 | 虚の世界の美しさ、生命力、その闇。超自我に支配された空間に噴き出す狂熱的エネルギー。底が割れた日本を、アニメーションにしか出来ない形で娯楽映画に仕立て、とてもリアルだ。 (淑) | [投票(2)] |
★4 | 十歳の娘と観ていたら、娘がフロイトの夢判断の話を始めて心底驚きました。たしかにりかちゅの本棚には置いてあるのですが。 [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | 『インセプション』の感想で、この『パプリカ』を持ち出してる人が多かったので見てみたら、ホントにこのアニメが元ネタになってるかのような部分があった。しかし、本作のアニメーションは確かに超絶きれいだが、語り口が良くないというのか、話自体の面白みを引き立てる道具として余り役に立ってない気がする。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★3 | 画面は素晴らしい。JAPアニメーションの誇るべき成長の姿であろう。ストーリーを追うより、銀幕に繰り広げられる悪夢に酔い痴れよう…と書きたいところだが、今監督の、と言うより日本アニメの限界を見たような気がする。 [review] (水那岐) | [投票(14)] |
★3 | 大変に綺麗にまとまっているし、とても美しい作品だなぁとも思うんだけど、そこまで。そのこじんまりした纏まりは悪いことではないと思うけど、だからと言って別に背負えもしない。 [review] (Myurakz) | [投票(11)] |
★3 | ほとんど個人的な趣味の問題というか言いがかりになってしまうが、今敏にはアニメーションよりドラマを求めたい。 [review] (林田乃丞) | [投票(7)] |
★3 | 「変な小説」が「普通に面白い映画」に変身してしまった、という印象は否めない。もっと妖艶な(千葉敦子=パプリカ的)変身を!!(比較言及による原作についてのネタバレあり→)(2007.4.4) [review] (HW) | [投票(7)] |
★3 | 『千年女優』の頃から薄々思っていたけど、今監督のレイアウト主義と映像的なダイナミズムって妙に相性悪いよね。トリップシーンでトリップできないのはチト問題。 [review] (バーンズ) | [投票(5)] |
★3 | パプリカが可愛くないし、お話も退屈。 [review] (づん) | [投票(4)] |
★3 | 確かにアニメーションという形式は現実から非現実(この作品においては「夢」)への「跳躍」を表現するのを得意とするのかもしれない。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★3 | ミドルエイジの箱庭で(BGMはムーンライダースのDon't Trust Over Thirtyあたりで)。 [review] (くたー) | [投票(4)] |
★3 | 映像はすごいんだけど、物語がどうも小粒なんだよなあ。 (よだか) | [投票(4)] |
★3 | パプリカの容貌とかコケットリーが昭和くさい。 (はしぼそがらす) | [投票(3)] |
★3 | ストーリー上は粉川刑事の活躍で盛り上がりがピークに達してしまい、以降が思ったほど盛り上がらなかったのはちょっといただけない。 [review] (わっこ) | [投票(3)] |
★2 | 天才の傑作小説を凡人が無難にまとめるとこうなるのか、というガッカリに満ちている。ただ作画監督の安藤雅司ほか凄腕アニメーターたちが存分に腕を奮っており、ハッとする動きは随所に見られる。 [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] |
★2 | 原作を貸して母屋を取られる筒井康隆の姿を最後まで見せられなかったのは、夢でなく現実。映像を携えただけで母屋を獲れるほど甘くない。優れたメッセージ性が必要であることをここまでヴィヴィッドに描けば無駄も無駄ではない。今敏は早く好意的な解釈達に頼るのをやめなければならない。行進に担がれていたのは彼自身だ。 (ジャイアント白田) | [投票(2)] |
★2 | 時間軸と登場人物の思惑と夢を交錯させて描いた不条理な世界は、それなりに面白い編集ではあるが、段々「しつこいよ」と思ってくる。こーゆー世界観が、今敏の持ち味なんだろうが。そーいや、『千年女優』も合わなかったな。江守徹は声優の方が良いんじゃ?['07.6.27早稲田松竹] (直人) | [投票(1)] |