★5 | 良心についての映画である。良心とは、一日一善などという腑抜けた自己満足の体現なのではなく、むろんどこかで見返りを期待した甘えの心でもない。切羽詰った破滅的状況においてさえ、信じるものに全身全霊をかけて実践される志しの力だということを教えられた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★5 | ラストカットのたった一行の台詞こそがこの物語を救いあるものにしている。 [review] (IN4MATION) | [投票(5)] |
★5 | 謀略による抑圧を心底憎むものは「謀略による抑圧」がなんであるかをよく知る者である、ということか。全編にみなぎる静かな緊張感は、これが本物のスパイの映画であることを示している。 [review] (シーチキン) | [投票(4)] |
★5 | 見返りを求める人は 不安が動機なので満たされることはありません。見返りを求めない人は 安心しているので既に満たされています。時と場所が来たら受け取るだけです。
◎名場面 (Ikkyū) | [投票(2)] |
★5 | 東欧、中欧好きには堪らない映画。些か長尺だが、それを補うシナリオの良さと俳優達の熱演に感動。ちなみに壁崩壊前後に留学していた友達によると... [review] (りかちゅ) | [投票(2)] |
★5 | 疲弊した社会主義的センスにひびが入る瞬間。その割れ目から溢れ出す、人間の真の感情。 [review] (まー) | [投票(2)] |
★4 | 「耳をそばだてる者」が聴いてしまったソナタが象徴する、芸術の無償さ。どの役も、独特の人間臭さを醸し出していて、長尺にも関わらず、人物を見ているだけでも飽きない。意外にユーモアもあり、それがまた、人間の切ない在り方を浮き立たせる。 [review] (煽尼采) | [投票(13)] |
★4 | ホーネッカーが最高議長だった頃の東ドイツ国内を描いた映画 …? ☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(4)] |
★4 | 『戦場のピアニスト』の逆視点。良かったんだけど、一番描きたかったことって何だったんだろう? [review] (おーい粗茶) | [投票(3)] |
★4 | ラストがイイ〜!ラストがいい映画ランキングしたら、かなり上位です。 (abebe) | [投票(3)] |
★4 | 誰もまったき善き人たりえはしない。しかしそれでも、流れに流されなにも感じない人よりは、自らの良心に従って試練にあう人のほうが幸福なのだ。 [review] (イリューダ) | [投票(2)] |
★4 | なんという悲劇。これがほんの20年前のことなのだから驚く。 [review] (ドド) | [投票(2)] |
★4 | 売女って帰るときの身支度がすごく早いんだよね。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★4 | 共産主義の苛烈さって、この映画を遥かに超えるところにある。その悪い部分を引き継いだプーチンが現代に見せてくれてるんだが、今も闘っている人はいる。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★4 | 別に「善き人」でもなけりゃ深謀遠慮でもない、ただのモテない盗聴マニア。だから面白い。 [review] (Lostie) | [投票(1)] |
★4 | 良作だが、宣伝に裏切られた感は否めない。政治的ではあるが、より通俗的な娯楽作。 [review] (SUM) | [投票(1)] |
★4 | 人間一人の人生を簡単に左右してしまう、管理国家の恐ろしさ。 (NAO) | [投票(1)] |
★3 | この映画を徹頭徹尾「盗聴」の映画として見るなら、問題となるのはやはり盗聴する者と盗聴される者との間の「距離感」の演出だ。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★3 | テーマや作品背景は面白いし、まっとうで手堅い脚本だし、役者もいい。だが、肝心の主人公の心情変化を感じられなかった。それを感じられないと退屈なだけで終わってしまう。 [review] (agulii) | [投票(2)] |
★3 | いびつな社会体制がもたらす苦悩は理解出来るし、手堅い脚本なんだろうけど、こりゃ映画的には並だ。薄っぺらい安直な映像には目を覆わんばかり。残念。 (_da_na_) | [投票(2)] |
★3 | 本作で面白いのは周辺描写の細部であり、本筋は弱い。だいたいこの温水洋一みたいな小父さん、非道いことして来たのに何で罪に問われないのか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★2 | 描かれている「状況」は非常に興味深いものだし、心打つ美談であることは認めるが、あまりにけれん味が無さすぎる。 [review] (緑雨) | [投票(7)] |