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ウール１００％ (2005/日)

Wool 100%

製作	遊佐和彦 / 原田雅弘
監督	富永まい
脚本	富永まい
撮影	瀬野敏
美術	都築雄二
音楽	矢口博康
衣装	三田真一
出演	岸田今日子 / 吉行和子 / 北浦愛 / ティアラ / 兼田カロリナ / 宮田亮 / 小池栄子

あらすじ

あるお屋敷にひっそりと暮らす梅（岸田今日子）と亀（吉行和子）という老姉妹がおりました。街に出かけては、捨てられたモノを持ち帰るのが二人の日課。おかげで屋敷はゴミの下に埋もれてしまうしまつ。それでも懲りずに、今日も二人は真っ赤な毛糸玉を持ち帰りました。するとその夜、どこからともなく現れた少女が一心不乱にその毛糸を編み始めたのです。少女は屋敷に居ついてしまい、夜ごと毛糸を編んでは、奇声を発してその毛糸をほどいてしまうのです。二人は少女をアミナオシ（北浦愛）と名づけたのでした。CFや短編アニメージョン出身の富永まい監督の劇場用長編デビュー作。03年サンダンスNHK国際映像作家賞受賞。（99分/カラー） (ぽんしゅう)

[投票]

★4	時の編み直しじゃ。赤い毛糸もいつしか何か、血管でも編み上げているように見えてくる。少女が最初から始めようとする時間と、老姉妹が、文字通りに積み重ねてきた時間。 [review] (煽尼采)	[投票]
★3	恐れ多くも岸田今日子、吉行和子という天下の異才を起用しておきながら陳腐なコスプレに嬉々として満足する幼稚さは、まったく持って彼女らの価値の冒涜で噴飯もの。ただ、中盤の活気溢れるアニメーションから終盤の怒涛の展開に富永まいの才気を感じて3点。 (ぽんしゅう)	[投票]
★3	この映画、ほんとキモイ。これは女のひとの、どろどろした赤い感覚が最後まで映像を通してこちらに伝わってくる。男の僕にはまるっきり入り込めない、イヤーな不快感があります。 [review] (セント)	[投票]

5点	0人
4点	2人	**
3点	3人	***
2点	1人	*
1点	1人	*
計	7人	平均 ★2.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)

[投票(17)]

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