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ミリキタニの猫 (2006/米)
The Cats of Mirikitani
製作 | リンダ・ハッテンドーフ / マサ・ヨシカワ |
監督 | リンダ・ハッテンドーフ |
撮影 | リンダ・ハッテンドーフ / マサ・ヨシカワ |
音楽 | ジョエル・グッドマン |
出演 | ジミー・ミリキタニ / リンダ・ハッテンドーフ / ジャニス・ミリキタニ / ロジャー・シモムラ |
あらすじ | NY・ソーホー。ここにアメリカに生まれ、第二次大戦に至る少年時代を日本で過ごしながら、徴兵を忌避してアメリカに里帰りしたものの、日本人収容所に入れられ、それ以来アメリカよりの保障を一切拒みながらもこの国に留まる老画家がいる。彼の名はジミー・ツトム・ミリキタニ。彼に興味をもったリンダ・ハッテンドーフ監督は、彼とともに長い日数を過ごし、広島で失われた彼の家族、日本人収容所の想像を絶する悲惨以上に、ジミーが戦争を否定し、人を殺さずして画業で食べている誇りを強く受け取る。そして、彼と住処を共にする生活のなかで、ジミーの姉・カズコが生きていることが明らかにされる。〔74分/カラー/スタンダード〕 (水那岐) | [投票] |
反骨の日本人「三力谷勉」が戦後60年を経てアメリカ人「ジミー・ミリキタニ」に戻る物語。[アップリンクX] [review] (Yasu) | [投票(1)] | |
運命的な出会いってこういうことを言うんだろうな・・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
至る所に見出せる「映画」としてのシタタカサ。撮影終了から世に出すまでの「間」の取り方も絶妙だ。 (町田) | [投票] | |
猫は人ではなく家になつくのだそうだ。アメリカ国家とい家に裏切られ夢破れ、日本国家という家への幻想を膨らませながら、文字通り野良として路頭を彷徨ったミリキタニという老猫が家を見つけるまでの物語。結局、80年かけて彼は懐疑深いアメリカ人に戻ったのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
糾弾は始終穏やかに行なわれる。生を受けた国による、思いもかけぬ罪なくしての虜囚扱い。だが、老画家は故郷と敵国の間で揺り動かされ、今日も憎悪する国に生きている。 [review] (水那岐) | [投票(1)] | |
911を象徴的事象として介してはいるが、しかしそこは「映画=物語」の始点ではない。言わばそれは、偶然なのであり、その偶然が映画の中で必然となっていくという「映画=物語」の本質的構造をこの映画が有していることは、それだけでこの映画が映画として祝福されていることを示している。そしてそれは、ミリキタニ老人もまた。 (鷂) | [投票] |
Ratings
2人 | ||
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計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
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