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ガラスの中の少女 (1960/日)
[Drama]
製作 | 大塚和 |
監督 | 若杉光夫 |
脚本 | 青山民雄 |
原作 | 有馬頼義 |
撮影 | 井上莞 |
美術 | 岡田戸夢 |
音楽 | 木下忠司 |
出演 | 吉永小百合 / 信欣三 / 轟夕起子 / 浜田光曠 / 大森義夫 / 小夜福子 / 草薙幸二郎 / 稲垣隆史 / 佐野浅夫 / 南風洋子 / 大滝秀治 |
あらすじ | 中学卒業後、町工場で働く陽一(浜田光曠)は、同級生で今は名門女子高にかよう靖代(吉永小百合)を駅で見かけ声をかけた。大学助教授の厳格な父親(信欣三)と古風な母(轟夕起子)との生活に、どこか息苦しさを感じていた靖代。そして、酒びたりで失業中の父(大森義夫)と喧嘩の耐えない母(小夜福子)と暮らす陽一。二人は、いつしか惹かれあい、待ち合わせてはデートを重ねるようになった。それは恋愛と呼ぶにはあまりに幼い感情の芽生えだったのかもしれない。そんな靖代一家に、北海道転勤の話しが持ち上がる。多感な少女の危うい純愛を描く日活映画。(64分/白黒/ワイド) (ぽんしゅう) | [投票] |
吉永小百合の初主演作だが、いかにも添え物っぽい小品。吉永とその父親・信欣三の関係がきちんと描けていない等、けなしたくなる部分もあるのだが、しかし全般に、考えて演出されており、私は充分楽しめた。例えば前半で四ッ谷駅が出てくるが、この駅のたたずまいがとても上手く使われている。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
幼い恋慕の情を汲み取ってやれないのは、演技者の幼さゆえとは言い切れない。編集の拙劣さと徹底した予算不足がそれに影響していないといえば嘘になるだろう。少年少女の家庭のありようを対比させる興味深い演出は突出してはいるが、どうにも心に響くべき言葉が噛み合わず、異国の溜息としか届かないのはそのためだ。 (水那岐) | [投票] | |
戦前的価値の庇護の下にある靖代(吉永小百合)と戦後的貧困の下で喘ぐ陽一(浜田光曠)の出会いと自立の場としてモダンに切り取られた四谷駅の風景が秀逸。しかし、さも大仰に掲げられた「純潔」の価値どころか概念すら、私の世代でも最早理解し得ない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
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POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] |
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