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孔雀 我が家の風景 (2005/中国)

Kong que
Peacock

[Drama]
製作総指揮マー・パオピン
製作ドン・ピン / クー・チャンウェイ
監督クー・チャンウェイ
脚本リー・チアン
撮影ヤン・シュー
美術ツァイ・ウェイドン / ホアン・シンミン
音楽ドウ・ポン
衣装シアン・ホンホイ
特撮リウ・ヤンタオ
出演チャン・ジンチュー / フォン・リー / リュイ・ユイライ / ホアン・メイイン / チャオ・イーウェイ / リウ・レイ / ユイ・シャオウェイ / ワン・ラン
あらすじ文化大革命後の70年代後半。その家族は、中国のある町に暮らしていた。単調な仕事に身が入らず、将来の夢も特にない長女ウェイホン(チャン・チンチュー)は、突然の大胆な行動で周りを唖然とさせる気まぐれ娘だ。兄で長男のウェイクオ(ファン・リー)は、幼いときの病気が原因で軽い知的障害があり職場では仲間からかわれてばかり。両親の期待を背負い高校にかよう弟のウェイチャン(ルゥ・ユウライ)だが、突飛な姉の行動に時に理解を示し、笑われ者の兄をかばいながらも、そんな一家の生活を疎ましくも感じていた。中国を代表する撮影監督クー・チャンウェイの監督デビュー作。第55回ベルリン国際映画祭、銀熊賞。(196分/カラー) (ぽんしゅう)[投票]
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全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5物語はディケンズの小説の、産業革命時の悲惨なエピソードのようだ。文革後、工業化へ向かう中国にも同じような閉塞感があったのだろうか。チャン・ジンチューはこんなのイヤだと心の中で叫び続けるが、何がどうイヤなのか説明できないでいる。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4文革後のひとびとの暮らし、営みを大河のようにじっくりと描く中国映画の真骨頂。スタイルとしては特に新しいわけではなく、どこか中国というより台湾映画のタッチを感じるセンスを持っている。 [review] (セント)[投票(1)]
★4クー・チャンウェイは演出家としてもなかなか優れているようだ。引きの画で事の推移を見つめる方法論が成功しているのは、単に撮影が美しいからだけではなく、画面内に映らないものを意識させる演出が施されているからだろう。それはたとえばフィックスと移動撮影の使い分けによって。たとえば遮蔽物の利用によって。 [review] (3819695)[投票]
★3確かに私たちは、いったい何をもって親子や兄弟間の疎通が図れたこととするのだろう。親であろうと子であろうと兄弟であろうと、それぞれが個である限り、それぞれの願いや想いが100パーセント達成されることなどありえない。切なくも、リアルな家族劇である。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点2人**
2点0人
1点0人
6人平均 ★3.8(* = 1)

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